日経トレンディのヒット予想商品にランクインしたベランダグランピングが人気の兆しを見せています。
今は女性も自分で物を作るDIYの時代となり、広いバルコニーやベランダを癒し空間にして自分の時間を楽しむちょっとしたアウトドア気分を味わいましょう。
ベランダグランピングとは?
まずグランピングは、豪快なという意味を持つグラマラスとキャンピングを合わせた造語で、簡単に言うとリッチなチャンプを言います。
さらにベランダを加えたベランダグランピングは、自宅のベランダにアウトドア空間を作り自然に触れながら癒されるライフスタイルです。
例えばキャンプはしたいけれど、キャンプをしに行くのが面倒な人やキャンプに何が必要かわからない人におすすめの新しいアウトドアとして注目を浴びています。
ベランダを癒し空間にDIYしよう!
- すのこで作るウッドデッキでステキに演出
①材料を用意する
6枚板すのこ2枚(ホームセンターで1枚600円程度)、ガーデン用水性塗料0.7リットル(1700円程度)、石やチップ(10キロ300円程度)、ヤスリ、ハケ、防水テープを用意します。
②塗料をすのこに塗る
塗料を塗る前にすのこにヤスリをしっかりかけることによって、塗料をなめらかに塗ることができます。
用意する0.7リットルの塗料なら、6枚板すのこ2枚分でちょうどなくなるベストな量です。
③乾かす
すのこは裏は見えないので、表だけしっかり塗って1日ベランダで天日干しをします。
乾いたら、細かいヤスリで表面をキレイに仕上げます。
④テープで隙間を埋める
テープは雨水を含んでもいいように防水タイプのものを選び、隙間に貼ることによってすのこが腐る心配がなくなります。
⑤ウッドデッキと石で演出する
できあがったウッドデッキをベランダに置いたら、隙間に石やチップを敷き詰めましょう。
この演出の理由は、見た目がアウトドア的になることもありますが、ベランダの雨水がウッドデッキを設置しても排水まで流れやすくするためでもあります。
ベランダガーデニングで自然を作る
まず、アパートやマンションではベランダが避難経路扱いされているので、しっかり管理規約を読んでガーデニングがどの程度できるか確認しましょう。
- どんな植物を置きたいのか
自分のベランダをどんな植物で彩りたいのかしっかりイメージしてから作業に取り掛かると上手く仕上がります。
例えば、美容のためにハーブを育てたり、見ていて癒されるような美しい花を植えたり自分好みのガーデニングにします。
- ベランダで育てやすい植物は?
◆花
気候の変化に強いパンジーやペチュニア、ネモフィラがおすすめで、他にも花が長く咲くゼラニウムやベゴニア、マーガレットは丈夫で育てやすいです。
◆ハーブ
香りを楽しんだり、料理のアクセントや美容にも役立つハーブで育てやすいものは、ローズマリー、イタリアンパセリで生命力が強いので頻繁に収穫できます。
特にローズマリーは殺菌作用が強いのでお弁当に入れても活躍します。
◆野菜
成長が早くすぐに食べられるのは、ミニトマトやきゅうり、なす、ピーマンで育てやすくおすすめです。
- マイコンテナを作る
プランター(幅65㎝×奥行き20㎝×深さ20㎝がベランダにちょうどいいサイズ)に針底石を敷き詰め水はけを良くし、あらかじめ肥料が入っている培養土を入れシャベルで土を柔らかくします。
育てたいものの種をまいて水をやってできあがりです。
手作り自立式ハンモック
自然の中でハンモックに揺られることは憧れですが、ベランダグランピングなら簡単に実現することができます。
ゆったりと過ごせるよう両サイドをくくりつけるタイプではなく、スタンド付きでしっかり安定したハンモックを作りましょう。
- ハンモックスタンドの作り方
①材料を用意する
マルカンボトル2本、アイナット2つ、ワッシャー4つ、カラナビ2つ、木材(38mm×38mm×1800mm)4本を用意する。
②木材をカットする
170㎝にカットして端から10㎝くらいの位置にドリルで穴をあける。
ホームセンターによって、カットや穴をあけてくれるサービスを行っている場合もあります。
③地面につくところをカットする
地面に刺すので、刺さりやすいように鋭角にカットします。
④マルカンを留める
マルカンボトルをアイナットで留める前にワッシャーを入れると丈夫になります。
⑤カラナビを使う
ハンモックとスタンドの接続にカラナビを使ってできあがりです。
ベランダグランピングおすすめグッズ!
キャンプとは違って、ベランダでアウトドアをするのでご近所さんへの配慮ができ、癒し効果のあるグッズをご紹介します。
- 無煙のロースターグリル
バーベキューは煙が立ってお隣さんへのご迷惑となるので、この無煙のロースターグリルを使うとボウルの中にあるファンが回って煙が出ない仕組みになっているのでおすすめです。
- ランタン
ランタンは風に強く日が落ちてから、部屋の電気ではなくキャンドルに火をつけてゆっくり過ごすと癒されること間違いなしです。
まとめ
これから流行するベランダグランピングを一足先に取り入れて、アクティブなアウトドア気分を味わいながら、日々の疲れを癒す空間でゆっくりと過ごしましょう。