恥ずかしい?痛くない?婦人科検診についてもっと知ろう!

女性特有の病気の中に婦人科系の病気があります。でも、多くの女性が婦人科検診になかなか足が向かないのが現状です。

それは、婦人科検診はとても女性にとってデリケートな部分を診てもらうから。お医者さんは、時に男性であることもなかなか婦人科検診に踏み切れない原因のひとつです。

しかし、婦人科系の病気は自覚症状がないので気づいた時にはかなり進行していることがあります。早期発見、早期治療が大切になります。

ここで、婦人科検診について知って恥ずかしい、痛いという先入観を消しましょう。

いつどんなタイミングで受診すればいいの?

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先ほども言った通り、婦人科系の病気は自覚症状がないので自分から検査を受けに行かなくてはなりません。

でも、恥ずかしいから、痛そうだからと後回しにすることができるのがとても危険です。婦人科検診を受けるべき年齢は20代後半から30代と言われています。

それはこれくらいの年齢からストレスにより子宮や卵巣に悪影響を及ぼすからです。タイミング的には、絶対に忘れない日である自分の誕生日がおすすめ。

誕生日に婦人科検診を受けると決めることで1年に1度は必ず受診できます。

子宮系の検査はどんなことをするの?

大きく4つの検査を行います。それぞれについて、どんなことを受けるか説明していきます。

・子宮頚部細胞検査(子宮頚がん検査)
子宮の入り口にあたる子宮頚部をめん棒やブラシで擦って粘膜を採取します。がん細胞があるかを検査します。

・経腟超音波検査
膣内に細長い超音波器具を入れ、子宮と卵巣の大きさや形、位置を調べます。

・STD検査(性感染症検査)
子宮頚部のおりものをめん棒のようなもので擦って採取します。

・貧血検査
採血をして検査をします。血液中の赤血球とヘモグロビンなどを調べ、過多月経による貧血をチェック。

あらかじめ具体的にどんな検査を受けるのか知っておくことで、婦人科健診を受けやすくなります。確かにデリケートな部分を器具で採取することもあります。でも、入り口付近のものばかりで痛みは想像以上に少ないです。

自分の命にかかわる大きな病気の発見するため、こういった検査を知った上で受診すべきです。

乳がん検査はどうやってするの?

乳がん

乳がんの検査も欠かせない婦人科健診のひとつです。一体どうやって検査をするのかをあらかじめここで知っておきましょう。

・カウンセリングと問診
すでに自覚症状があるか、月経の周期はどうか、家族に婦人科系のがんを患った人はいるかなどを聞かれます。

・自己検診の指導
乳がん検査は1年に1度は受けるべきだと言われています。日常的に自分自身で乳がんの確認をする指導を受けることができます。 自分で乳房に触れて、しこりやへこみがないか観察の仕方を教わります。毎日チェックすることで早期発見につなげます。

・マンモグラフィ検査
乳房を挟んで平らにしX線で撮影して検査をします。ただマンモグラフィ検査の弱点は、乳がんを発見しづらい時期があること。それは乳腺が発達している20代から30代の場合、乳腺とがんの区別がしにくいと言われています。初期のがんが見逃されるケースもあります。

・乳腺超音波検査
乳房に超音波を当てて、画像に映し出します。この乳腺超音波検査はマンモグラフィ検査で区別しにくい初期のがんを発見することが可能です。 特に年齢的には20代から40代におすすめの乳がん検査です。

一般的な考えで、乳がん検査=マンモグラフィ検査という認識があります。

検査を体験した女性たちから「とても痛い」という感想をよく聞くので、余計に受けたくないと思ってしまいがちです。

でも、実はマンモグラフィ検査より乳腺超音波検査の方がより確実にがんを見つけることができます。

乳房に超音波を当てるだけなら、体への負担も少ないので安心して受けることができます。

マンモグラフィ検査よりも、乳腺超音波検査を受けられる病院の方が多いのでぜひ受けておきたいです。

費用はどれくらいかかるの?

気になるのが検査にどれくらいの費用がかかるのかです。こういった健康診断の検査は住んでいる市区町村主体で行われている場合があります。

住んでいる地域のホームページから確認できます。例として東京都港区をあげておきますので、参考にしてください。

子宮頸がん検診は、20歳以上の女性は5年に1回無料。乳がん検診は、40歳以上はマンモグラフィ検査が無料。

30歳以上及び希望者には視診と触診を無料。意外と費用を負担してくれることが多い傾向にあります。

費用を気にせず受診することができるのは安心です。

まとめ

今、がんになる確率は2人に1人と言われています。ほとんどの人ががんになると言っても過言ではありません。

特に症状が出ない婦人科系のがんは自分で早めに受診して防ぐしかありません。男性医師に抵抗がある人は、あらかじめ調べて女性医師がいる病院を訪ねることも考えましょう。

あらかじめどんな検査を受けるか知って、自分の健康のためにも婦人科検診を受けましょう。

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