厄年は、実際に気にしている人とそうでない人に分かれますが、悪いことが起きると「厄年だから」という言葉をよく耳にします。
厄年はとても大きな悪い変化が起きると思われており、気をつけて過ごすべき時期として知られていますが、厄年や気をつけるべきこと正しく頭に入れましょう。
気になる女性の厄年とは?
厄年とは災いに遭いやすいとされる年齢を言い、男性と女性とでは厄年に違いがあります。
さらに、厄年の数え方は本来の年齢と違って数え年で考えるので、母親のお腹にいた時期も入れるため生まれた時は0歳でなくすでに1歳とカウントします。
女性の厄年は19歳、33歳、37歳、61歳と言われており、それに加えて厄年の前後1年を前厄と後厄と呼び注意すべき時期に入ります。
そう考えると厄年は人生のうち12年間もあるという計算になります。
どうしたらいい?厄年で気をつけるべきこと!
- 健康管理
厄年の大きなイメージとして大病を患ったり、大きなけがをすることが挙げられるように厄年は体調を崩しやすい時期なので、年齢が若いからと油断せずに定期的に検診を受けたり、体のメンテナンスを怠らないようにして、前もって気を使うことで大きな災いを避けることができます。
また、年齢的に仕事でも良いポジションを得て恵まれる時期なので、体だけではなくメンタル面のプレッシャーやストレスを溜めないようにし、感情の波を自分でコントロールできるようにしないと一時の激しい感情の揺れで、心のバランスを失ってしまうので気をつけましょう。
- 恋愛や結婚そして出産
女性として人生でも大きな役割を果たすことになる恋愛や結婚、出産は厄年の時期に当たることがとても多く、昔は実際に厄年の時期にこういったことはすべて避けられてきましたが、今では決断を慎重に行うという考えを持つという程度にまで落ち着きました。
女性は20代で恋愛や結婚をし、30代で出産する傾向にあり、どうしても厄年をさけることは難しく、今では逆に出産をすると厄を落とすという意味が持たれ良いこととなってきています。
以前と比べると女性も晩婚の時代となってきており、恋愛や結婚を30代で決断することも多くなり、厄年を理由に避けてしまうとそうそうチャンスが巡ってくるものではないので、タイミングを大切に前向きに考えることをおすすめします。
- マイホームを持つ
自分の夢であるマイホームを建てる時によく厄年は避けるべきと言いますが、女性より男性の方の厄年を気に掛ける傾向にあります。
他にも一緒に住む予定の家族の厄年も気に掛ける場合もありますが、人数が増えれば増えるほど、厄年に当たる時期が長くなりマイホームを建てる時期がなかなか訪れません。
厄年は必ず悪い方向へ行くという意味ではないので、マイホームを持つことに何も問題はなく、逆な考え方で厄年に大きなお金を使うことは厄払いになるという言われもあるので家を購入したり、建てることが良い方へ向かってくれる可能性があります。
現実的に考えて住宅ローンや家計を中心に考える方が現実的だと言えます。
- 転職にチャレンジする
女性の厄年である33歳と37歳はすでに仕事では一人前で安定した生活を送っている時期ですが、その一方で最後の転職は35歳前後がベストだとも言われています。
自分がまだ仕事で望むべき条件や環境があるのなら、転職にチャレンジすべきで将来の不安やスキルアップのための行動はこのタイミングを逃すともうやって来ないと言っても過言ではありません。
転職の場合も厄年を気にせずに、自分のために前向きに行動する気持ちを大切にしましょう。
厄年には厄払いをしよう!
今までご紹介してきた通り、厄年だからしてはいけないことはありませんがどうしても気になる人はいると思います。
そういった場合には、厄払いをすると何も起きなければ「厄払いのおかげだ」と考えられ、何か災いが起きても「厄払いしたからこの程度で済んだ」と思えるので厄払いをすることをおすすめします。
まずは厄払いをすることで心のひっかかりをなくし、少しでも厄を気にしない生活を送ることを考えます。
厄払いは神社やお寺で行われ、基本的はお正月からすることができその厄年の年内ならいつでも受けることは可能なので、都合が良い時に行くことにし、厄払いの場所に迷った時は関東三大師の佐野厄除け大師、西新井大師、川崎大師など厄除け専門のところに足を運びましょう。
祈願料は神社では「初穂料」お寺では「お布施」と言い、基本的には気持ちの分だけとなっていますが、だいたいの相場は3000円から1万円と言われており5000円が普通だとされています。
納め方は社務所で厄払いをお願いする時に、のし袋に入れて「御初穂料」「玉串料」や「お布施」と書いて下に氏名を記入する方法で行います。
まとめ
厄年と言うと災いが起こると怖い気持ちになりますが、それを気にし過ぎて色んなことを避けてしまうと逆に幸せを逃してしまうこともあります。
特に女性にとって大切な30代の厄年で結婚や出産をすることためらうことがないように、気になる人は厄払いをして自分らしい人生を送りましょう。