仕事で疲れて帰宅して、ついウトウトそのまま寝てしまった経験はありませんか?
特に働く女性や育児で忙しい女性は何回か経験があるかと思います。
1回ぐらいたいしたことはないと思うかもしれませんが、お肌に大きなダメージを受けてしまう大変なことなので、その影響をしっかりと把握して正しいケアができるようにアドバイスします。
化粧したまま寝ると起きるダメージとは?
- 化粧が残ってお肌が乾燥する
化粧したまま寝てしまうと、お肌は実年齢よりも10歳老けてしまうと言われているぐらいそのダメージは大きなものとなります。
お昼頃から化粧したお肌には皮脂が溜まり、特に顔全体に塗るファンデーションにはベタつきを抑える成分が入っているため、乾燥するとお肌から皮脂が分泌され続けてしまい汚れが溜まり、本来夜に洗顔することで心配はいりませんがそのまま寝たとなると乾燥が進んで顔にシワを作る原因となってしまいます。
- 顔に色素沈着が起きる
化粧品の中でもアイメイクや口紅、ファンデーションなどは他のアイテムよりたくさん顔に使うためしっかり落とす必要があり、特にお肌が弱いまぶたや唇は、色素沈着が起こりやすく化粧したまま寝てしまうと、目の周りが黒くなったり、唇の血色が悪く見えてしまうことがあります。
一度色素沈着してしまうとなかなか回復しそれを消すことが難しくなってしまうので注意が必要となります。
- ニキビの原因になる
1日が終わると、お昼に出た皮脂と汗が毛穴にいっぱい詰まっている状態になっているので、洗顔せずそのまま長時間置いてしまうと慢性的に毛穴が皮脂によって広がってしまい雑菌が生まれニキビができる原因となってしまいます。
毛穴は1度広がってしまうとなかなか元に戻らず、また雑菌は顔からでる皮脂をエサにどんどん増えていき肌荒れを起こしてしまいます。
化粧したまま寝た翌日にすべき対処法!
- しっかり化粧を落とす
毛穴に汚れが詰まったままになっているので、最初は蒸しタオルを作って顔にのせてゆっくり毛穴を開いていき、自分でお肌を触って柔らかくなったらこのタイミングで洗顔フォームを使って指の腹でマッサージしながら化粧を落とします。
特にアイラインやアイシャドウは強めのクレンジングを使って2回洗顔し、最後に泡を立てて優しく洗い流しましょう。
- 肌を潤す保湿をする
洗顔した後はいつもの保湿より力を入れて、フェイスマスクや美容保湿効果のあるローションパックをしてお肌にたっぷり水分を吸収させます。
かなり汚れを落とした後なので、パックがもし手元にない時は、コットンやティッシュに水をたっぷりしみ込ませてそれを顔全体にそっとのせることで5分程度で顔がしっとりとしてきます。
しっかり保湿ができてから、乳液や美容クリームで肌にフタをしましょう。
- 翌日はすっぴんかナチュラルメイクで
化粧したまま寝てしまった翌日がもし休日なら、肌をしっかり休ませるためすっぴんで過ごすことがベストとなりますが、次の日も仕事などがあり化粧をする必要がある場合には、いつものメイクは負担となるので避けましょう。
例えば、普段リキッドファンデーションを使っているのなら顔全体におしろいをはたく程度に抑えたり、保湿効果の高いCCクリームを使うなどなるべく負担を軽くし、あとはまゆ毛と口紅くらいのナチュラルメイクに仕上げましょう。
- お肌に栄養補給をする
お肌の外側のケアだけでなく内側からのケアもしっかりするためにサプリメントでしっかり栄養を取ることも大切です。
お肌に良い栄養は、ビタミンAやビタミンC、コラーゲンの3つが特に重要な役割を持っているので、サプリメントでしっかり体内に取り込みましょう。
あとは、水分も不足しがちな状態なので、しっかり一緒に水も飲むことで水分補給もしっかり行ってケアしましょう。
化粧したまま寝ることを防ぐアイテムを活用しよう!
疲れていて化粧を落とすこともできない状態でもメイク落としシートさえあれば、最低限化粧したまま寝ることを防ぐことができます。
メイク落としシートはそのまま顔に当てるだけで化粧を落としてくれる優れものとして活躍しており、すぐに手に入ります。
注意したい点として、あくまでも化粧を軽く落とすためのものなので、洗顔をしなくていいわけではないので、顔をこすったり、シートにある洗浄成分が顔に残ったままになると肌荒れの原因となりので、あくまでも落ちにくい化粧を落とすためのものとして使いましょう。
もう洗顔することができない時の奥の手として用意しておくと、肌のダメージを最小限に抑えることができます。
まとめ
普段顔のお肌に気を使って色んな美容法をしていても、残業続きやお付き合いの飲み会があり化粧を落とせずに寝てしまっては普段のお手入れが水の泡になってしまいます。
翌日にすべき対処法を頭に入れて、メイク落としシートを用意しておくとダメージを受けることが少なくなるのでちょっとした工夫を忘れずに行いましょう。