コスメは季節によって新作が出たら新しく買い替えるという人はいますが、メイク道具をこまめにケアしている人は少ないのではないでしょうか?
メイクに欠かせないアイテムもしっかりケアをしないと大切なお肌のトラブルへと発展していってしまうので、お手入れ方法をしっかり学びましょう。
実はメイク道具にばい菌が!
ほぼ毎日使っているメイク道具を清潔にしておかないでそのまま放置していると、たちまちばい菌が発生し、使うたびに自分の顔にばい菌を塗っていることになります。
とある実験で、1週間使い続けたパウダーファンデーションのスポンジになんと8万個ものばい菌が検出された例があります。
普段私たちは余程のことがない限り、メイク道具をケアすることを行わないのでたった1週間でこんなにものばい菌が発生するとは驚きです。
見た目に汚れていなくても、目に見えないばい菌はたくさんあるので、キレイだからと油断せず、定期的にメイク道具の汚れをオフにしましょう。
しっかりキレイに!メイク道具のお手入れ方法!
- スポンジ・パフ・チップのお手入れ
①水分を含ませる
洗面器半分に37℃程度のぬるま湯を入れて、手の乾燥に気遣いながら、スポンジをしっかり浸して水分を多く含ませることでついている汚れが徐々に浮き上がってきます。
スポンジに比べるとパフやチップの方が短時間で汚れが浮く傾向にあります。
②泡立てる
メイク道具のケア専門のメイククリーナーか、それがない場合には家にある中性洗剤で代用しながら、スポンジにつけてしっかりと泡立てていきます。
泡立てる時はスポンジで指2本、パフやチップなら指1本で十分泡立てることが可能です。
③指で洗う
指で押し出すようにスポンジを親指と人差し指に力を入れて洗います。
パフやチップの場合は、指でとんとん押すようにするだけでもしっかり洗うことができます。
この時力が強すぎるとアイテムを傷つけてしまうので注意しましょう。
④乾燥させる
洗面器のぬるま湯が汚れが落ちて濁ってきたら、洗うのをやめてタオルを二つ折りにした間にスポンジを入れて上からポンポンと押します。
このまま放置することで、タオルが余分な水分を自然と吸収してくれ乾きも早くなります。
外には置かずに部屋に置いたままでもすぐに乾くので、洗面所にそのままにしていても大丈夫です。
このお手入れ方法は、本来は毎日でもした方がいいですが、最低でも1週間に1度は行うようにしましょう。
- ブラシのお手入れ
・チークブラシ
今はチークを中心にするメイクが流行っているためチークブラシを愛用している人が多いと思います。
そんな気になるお手入れ方法は、まず毛先から根元に向かって髪の毛をとかすクシで同じようにブラシをとかして中の汚れを取ることを習慣にしましょう。
その後は、石けんを泡立ててブラシを洗いそれでも汚れが残っているのなら、シャンプーを使って洗っていきます。
シャンプーはブラシを傷めてしまうので、汚れがひどい時だけ使いましょう。
毎日クシでブラシをとかすことが理想的なお手入れとなります。
・ファンデーション用ブラシ
特にリキッドファンデーションやミネラルファンデーションを使っている人のブラシは汚れがかなりついているので、最初にしっかりブラシをよく揉みます。
それから、2分間毛先だけをぬるま湯に浸してから洗顔フォームで、ブラシを撫でながら泡立てていきます。
指で強く押すことによって汚れを落として、乾かす時は根元に水が溜まりやすいので毛先を下にした逆さまの状態で日干ししましょう。
花粉などがついてしまうので、外でなくなるべく室内に部屋干しすることをおすすめします。
- ビューラーのお手入れ
ビューラーはメイク道具の中でも見てすぐに汚れがわかるものです。
余計な分のマスカラがびっちりついてしまうので、そのままにしておくと怖いと実感できます。
まずはビューラーを見てゴムの部分にまつ毛をはさんだ跡がついていたら、それはゴムの取り替え時のサインなので見逃さないようにしましょう。
新しいゴムはリーズナブルなものではなく、しっかりビューラーのメーカーに沿ったものを選ぶことで再び弾力が戻りしっかりまつ毛をカールさせることができるようになります。
お手入れは、薬局で簡単に買える消毒用のエタノールをコットンに浸して、ビューラーのはさむ部分を中心にしっかり拭いていきます。
汚れが目に見えて取れるまで拭き取ることで清潔になります。
もしエタノールがないのなら、ウエットティッシュでも水分がたっぷりなので十分活躍してくれます。
他のケアよりも手軽にできるので、毎日ビューラーについたマスカラを拭き取ることがおすすめです。
まとめ
今までメイク道具の汚れを見て見ぬふりをしていた人は多いのではないでしょうか?
ばい菌は見えないものもあるので、汚れは徹底的に洗い流しておくことが大切となります。
少しでもお肌のことを考えれば、しっかりしたケアを続けることができるのでご紹介したお手入れ方法を頭に入れておきましょう。