女性であれば誰でも1回は“ダイエット”に挑戦した事があると思います。
“ダイエット”は運動や食事制限をして自分の体質を変化させる事が出来ないと、どんなに頑張っても成功させる事が出来ません。
運動は自分のやる気があれば頑張る事ができます。
しかし、食事制限は「絶対にダイエットを成功させてみせる!」という強い気持ちがない限り空腹を感じると「少し位食べても大丈夫だろう…。」なんて魔が差し、結局我慢する事が出来ずに普段の食事量を食べてしまった事がある人がいるのではないでしょうか?
特に大人になると自分が知らない内に“胃の大きさ”が昔に比べて大きくなってしまい、少量の食事では満腹を感じられなくなってしまっている可能性があります。
胃の大きさが大きくなってしまったままの状態でいると、知らない内にどんどん食事の量が多くなってしまうので“ダイエット”を成功させたいのであれば胃の大きさを小さくする様にしなければいけません。
そこで今回は『胃を小さくする5つの方法♡』を皆さんにご紹介します。
最近、食欲が止まらなくて自分の体重や体型が気になっている人は是非ご覧ください♡
胃が大きくなってしまう原因
よく“胃が大きくなってしまって食欲が止まらない”と言いますが、実は“胃”の大きさは成人を迎えるとそこまで極端に変化する事がありません。
では何故、昔よりも食欲が増してしまい多くの食事を摂ってしまう様になるのでしょうか?
それは“満腹中枢”が麻痺してしまっているからなのです。
私達が食事を摂ると、体内ではこんな事が起こっています。
- 食事を摂る
- 体内の血統値が上がる
- 血液中にあるブドウ糖の濃度が上がり脳にある“満腹中枢”が刺激される
- “満腹中枢”の働きにより、体内で使用するエネルギーが十分だと認識される
- 満腹感を覚える
満腹中枢が刺激され始めるのは食事を開始してから20分後なので、食事のスピードが早い人は“満腹中枢”が刺激される前に大量の食事をしてしまう事になります。
すると、満腹であるはずなのに“満腹中枢”が麻痺していしまっているせいで、どんなに多く食べても中々満腹感を得る事が出来なくなってしまうのです。
なので、本当は“満腹中枢”が麻痺してしまっているだけなのに、私達は「胃が大きくなってしまったから食べる量が増えてしまった」と勘違いをしてしまっているだけなのです。
胃の大きさを小さくする方法
ここからは『胃の大きさを小さくする方法』を皆さんにご紹介します。
『胃の大きさを小さくする方法』と言っても、先程ご紹介した様に胃の大きさは変わりませんので、正しくは“満腹中枢を正常に戻す方法”をご紹介します。
◎食事をする時は20分以上かけてする様にする
先程ご紹介した様に、満腹感を得られなくなってしまう1番の原因は“満腹中枢”が刺激される前に食事を終わらせてしまったり、20分以内に沢山の量を食べてしまう事です。
なので、食事をする時は“満腹中枢”が刺激され始める20分を目安にする様にしましょう。
20分かけて食事をする様にすれば、満腹中枢が刺激されて少ない量でも“満腹感”を得られる様になります。
「人よりも食べるスピードが早い」と周囲の人に言われた事がある人は、今日から食事のペースを意識してみる様にしてみて下さい。
きっと、通常の食事量よりも少ない量で“満腹感”を得る事が出来ますよ。
◎噛む回数を多くする
食事のスピードをゆっくりにしようと思っても、どのようにスピードを落とせばいいのかがわからない人は、1口に入れる食事の量を少なくするのと同時に噛む回数を増やす様にしましょう。
口の中に食べ物を入れたら、最低でも30回以上は噛む様に意識をすると、必然的に食事のペースを落とす事が出来て少ない量で“満腹感”を得られます。
現代の人は、昔の人に比べて“咀嚼回数”が少ないと言われています。
その原因は気軽に食べられる物が多くなった為です。
柔らかい食べ物やすぐに食べる事の出来る食べ物は、食事の時間を気にせずに気軽に食べる事が出来ますが、毎日気軽な食べ物ばかりを食べていると“咀嚼回数”はどんどん少なくなってしまい、太りやすい体に変化してしまいます。
そうならない為にも、食事の時は意識して噛む回数を多くする様にしましょう。
◎いきなりおかずや白米を食べない
食事をする時は、お腹が減っているのでメインのおかずや白米から食べたくなってしまいますよね。
しかし、空腹の状態ですぐにおかずや白米を食べてしまうと、体内の血糖値をいきなり上昇させてしまう事になるので、食事の時はメインのおかずや白米を1番先に食べるのを辞めて、温かいスープやサラダを食べる様にしましょう。
温かいスープは、内臓を温め体内の代謝をUPさせてくれるだけでなく、満腹中枢を刺激してくれる効果があります。
サラダは、カロリーが低い上に最初に食べる様にすると、胃の中をかさ増ししてくれるので、おかずや白米を沢山食べなくても満腹感を得る事が出来る様になります。
◎しっかりと睡眠をとる
皆さんは毎日しっかりと睡眠をとる事が出来ていますか?
実は、睡眠をしっかりと摂らないと満腹感を得る事が出来なくなってしまい、太りやすい体になってしまいます。
睡眠時間が少ない期間が続くと“レプチン”というホルモンが減少してしまいます。
体内で“レプチン”が減少してしまうと、体内の満腹中枢を刺激する働きが鈍くなってしまうので、食事の時に満腹感を得るのが遅くなってしまうのです。
また、睡眠中は脂肪燃焼させる働きのある“成長ホルモン”が分泌されているので、睡眠時間がしっかり確保できていないと“成長ホルモン”の分泌が減少してしまい太りやすい体になってしまいます。
食事中に気を付ける事も沢山ありますが、食事以外でもきちんと睡眠をとって規則正しい生活をする事が大切になってきます。
まとめ
今回は『胃の大きさを小さくする方法』を皆さんにご紹介しました。
年を重ねていくと、若い頃に比べて体型をキープするのが難しくなってきます。
なので、いつまでも綺麗な自分を維持したいのであれば自分の意識を変化させる事が大切です。
その為にもまずは、毎日の生活で欠かせない“食事”に対する意識を変化させてみて下さいね♡