ニキビというと高校生ぐらいの思春期のものを言うと聞きますが、大人になってもニキビいができることがありますよね。
最近は、大人ニキビと呼ばれしっかり対処しないと、ニキビ跡が色素沈着したり、クレーターとして残ってしまうケースがあるのでケアの方法を頭に入れておきましょう。
なぜ大人ニキビができるの?
- 乾燥肌だとわかりにくい
お肌のタイプはよくオイリー肌と乾燥肌に分かれると言われていますが、その2つに入らない見た目はベタつくオイリー肌で、実際はお肌が乾燥している混合肌というタイプの人が多くいると言われています。
混合肌は自分ではわかりづらく、プロに判断してもらう機会も少ないので、オイリー肌なら皮脂が出ている影響で保湿されているケースがあり、乾燥肌だとわかっていればしっかり保湿して防ぐことができますが、混合肌と確認できず大人ニキビができやすくなっているケースがあります。
もし、大人ニキビに悩んでいるのなら化粧品を扱っている美容部員さんに相談して、自分の肌タイプを正しく認識できるとベストなケアができるようになります。
- 生活のバランスがとれていない
若い頃と違い、大人だからこそ影響するストレスやたばこ、睡眠など生活の基本的な乱れが原因となり、お肌のサイクルが徐々に崩れていくことによって、ニキビの原因となる菌がどんどん繁殖していき大人ニキビができやすい環境になってしまうこともあります。
特に学生生活から社会人生活に変わるとライフスタイルが激変し、体が追いついていかないことも十分に考えられるので、生活の乱れにも注意しましょう。
- お肌の機能が低下している
年齢を重ねていくことで10代後半から20代をピークに何もしなくてもハリのあるお肌だったのが、30代に入ると保湿する機能が落ちてしまい大人ニキビができることが増えていきます。
お肌を潤す大切な機能が落ちた分、30代に入ったら自分でスキンケアを駆使して、正常なお肌をケアで補うことが必要となってきます。
大人ニキビができた時のケア方法!
- ニキビができたところを洗顔する
大人ニキビができてしまったら、まずキレイにすることが大切なのでぬるま湯で顔を軽く洗って、洗顔料をしっかり泡立ててニキビに手を触れないように泡でマッサージするように洗顔をします。
ポイントは顔に水分が残らないようにすることで、顔をタオルでゴシゴシするのではなく押さえるようにして水分を吸収します。
大人ニキビができた部分は洗顔をすれば十分なので、特別に消毒することは必要ありません。
- しっかり保湿をして触らない
大人ニキビはお肌が炎症を起こしている状態なので、洗顔してそのままにするのではなくお肌がしっとりするまで保湿をすると治りも早くなります。
保湿に使う化粧水は低刺激でアルコール成分が少ないものか、あったらノンアルコールのものを選ぶことによって大人ニキビの炎症を刺激しないようします。
化粧水を使う時はコットンなど一切使わずに直接お肌に当てるため、手のひらにたっぷり取って顔を包むように浸透させていきます。
大人ニキビはかゆくなることもありますが、清潔な状態を保つため手で触らないようにし、無意識に気になって触りそうなら、ガーゼや絆創膏を貼って直接触れることができないようにしましょう。
- なるべくメイクはしない
大人ニキビができたところをメイクで隠したくなりますが、返って炎症がひどくなってしまうのでメイクすることをしばらく我慢しましょう。
メイクが必要なら薄目にすることによって、クレンジング剤の負担を減らすように心がけます。
大人ニキビのためにと優しい洗顔剤を使うことも、洗顔回数が多くなるだけでお肌にとって良くないので、特に変えることなくいつもの洗顔料で十分となります。
メイクの目安としては、固形石けん1回で落ちる程度で例えばリキッドファンデーションではなく、パウダーファンデーションやおしろい程度にすることで刺激せず回復の方向へ向かいます。
20代・30代の大人ニキビケア!
- 20代のケア
20代は新社会人となる頃で、慣れない環境や仕事の連続で多くの人がストレスを溜める時期で、中にはホルモンバランスまで崩れてしまう人もいます。
徐々に自分のお肌が10代の頃のようにいかないと実感し始める20代で必要なケアは、コスメをプチプラなものから、しっかりケアができる機能性重視にすることが大切です。
- 30代のケア
30代で大人ニキビができる原因はターンオーバーの遅れで、古い角質が落ちずに残ってしまい毛穴をつまらせてできてしまうケースとなります。
20代では保湿ケアだけで十分でしたが、30代の大人ニキビ対策はしっかりとした潤いに加え、油分を適度に残す難しいテクニックが必要となります。
まとめ
大人ニキビは自分で変えられる生活習慣やお肌のケアでしっかり防げることがわかりましたね。
できてしまっても正しいケアを知っていることで跡に残らずキレイに治せるので、ご紹介した年齢別のケアを覚えておきましょう。