それ、夏バテじゃなくて鬱かも?夏に引き起る夏季うつとは?

「夏になると毎年体がばててしまってやる気が出ない…。」

「夏バテが酷くて夏はあまり好きではない」

など、夏が苦手だという女性は多いですよね。

きっと夏が苦手な人は、夏のうだるような暑さや湿気など過ごしにくい日が続くのが嫌なのだと思います。

この様な夏特有の温度や天気がいまいち好きになれず、毎年夏の時期になると気分が落ちこんだり、何にもやる気が起きなくなってしまう人はもしかしたら“夏季うつ”かもしれません。

“夏季うつ”は男性よりも女性がかかりやすいと言われており、夏バテの症状とよく似ているので夏季うつにかかっている人も「気分が優れないのは夏バテのせいかな…。」と自分の症状をはき違えてしまっている人が多いそうです。

そこで今回は『夏季うつの症状と対策』についてご紹介していきたいと思います。

夏季うつの症状とは?

“冬季うつ”は聞いた事があると思いますが“夏季うつ”はあまり聞いた事がないですよね。

“夏季うつ”があまり知られていない理由は、やはり“夏=開放的な気分になる季節”という風に認識している人が多いからだと思います。

“夏季うつ”の症状はどんなものなのでしょうか。

ここからは「夏季うつ」の症状をお伝えします。

◎食欲が低下する

“夏季うつ”の有名な症状の1つは「食欲の低下」です。

夏場は気温が上昇するので、春や秋よりも体力を消耗します。

消耗してしまった体力を補う為にはきちんと栄養素を摂取しなければいけません。

しかし“夏季うつ”になってしまうと、食欲がなくなるので体に必要な栄養素を充分に摂取できなくなってしまいます。

すると、体はずっと体力を消耗したままになってしまい健康とは言えない体に変化してします。

この“食欲が低下する”という特徴が夏バテと似ているので、夏季うつでも“夏バテ”と間違えてしまうのです。

◎睡眠不足に陥る

“夏季うつ”の有名な症状の2つ目は「睡眠不足」です。

冬場に多い“冬季うつ”は何時間寝ても眠くて仕方がないという様な症状がありますが“夏季うつ”はその反対で“眠たくならない日”が続きます。

夏場は体力の消耗が激しいので必然的に眠くなるのが普通ですが“夏季うつ”になってしまうと寝ようと思っても眠る事が出来なくなるのです。

充分な睡眠を摂る事が出来ないと、体の自律神経が乱れてしまいます。

すると、気分の上げ下げが激しくなったり感情のコントロールが出来なくなります。

◎気分が落ち込む

“夏季うつ”になってしまうと“食欲の低下”“睡眠不足”などにより、体を充分に休ませる事が出来なくなります。

すると、自律神経が乱れてしまうので気分が落ち込みやすくなったりストレスを溜めやすくなってしまいます。

また、精神面だけでなく健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

“夏季うつ”に限らず、鬱の原因は“自律神経の乱れ”であると言われているので、鬱から抜け出すにはまず“自律神経を整える”努力をしなければいけません。

夏季うつにならない為に

◎日光を浴びすぎない

夏は海・祭り・BBQなど、外で楽しむイベントが沢山ありますよね。

なので、外で沢山はしゃぎながら直射日光を沢山浴びてしまう人もいると思います。

夏の日差しは体に“疲れ”を蓄積させます。

なので、1日外にいるだけでも体には“疲れ”がどんどん蓄積されてしまいます。

体に蓄積された“疲れ”をきちんととる事が出来ればいいのですが、イベントごとが重なったりするときちんと体を休める時間がなくなってしまい、体が疲れたままの状態で過ごす事が多くなってしまいます。

体に“疲れ”が溜まったままでいると自律神経が乱れやすくなり、自分の気持ちをコントロールできなくなる可能性があります。

体に疲れを溜めない為に、必要以上に日光にあたるのは辞めましょう。

◎バランスの良い食事を摂る

夏季うつにならない為に必要なのが“バランスの取れた食事”です。

夏は外の気温がとても暑く、サラっとした食事しか食べられない人が多いと思います。

しかし、朝・昼・夜のごはんはきちんとバランス良く食べなければいけません。

バランスの良い食事をしないと、体内で“セロトニン”という成分が不足してしまいます。

セロトニンが不足してしまうと、体内の自律神経が乱れてしまい体に不調が出やすくなってしまうのです。

なので、食欲がなくてもきちんと食事をする様に心がけて下さい。

◎十分な睡眠を摂る

“夏季うつ”の原因は“自律神経の乱れ”なので、日々の生活の中で“自律神経”を整える必要があります。

自律神経を整えるには、十分な睡眠を摂る事が大切です。

夏はイベントが多くなるので、夜更かしをしてしまいがちですが睡眠だけはきちんと摂る様にしましょう。

充分な睡眠を摂ると自律神経が整うだけでなく、落ち込んでいたり不安な気分も解消する事が出来ます。

まとめ

今回は『夏季うつの症状と対策』についてご紹介しました。

夏場は楽しいイベントが沢山ある反面、体力を消耗しすぎる事が多くなるので、自分自身できちんと体調管理を徹底させなければいけません。

本来であれば楽しい“夏”という季節を思いっきり楽しむ為に、まずは自分自身の健康を維持しましょう♡

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