女性の1人暮らしは侵入者などに狙われやすいので、自分の身を自分で守れるよう防犯対策を行う必要があります。
具体的にどんな対策をすべきかをご説明していきますので、実践して安全に生活しましょう。
自分で気をつける防犯の心がけ
- カーテン
光を遮断するカーテンや分厚いカーテンを選んで部屋の中が見えないようにし、カーテンの色は女性っぽいものではなく、青やグレーなど男性の部屋を連想させるものを選びましょう。
侵入者がここは男性の部屋だと判断するように仕掛けていきます。
- 窓
壊しにくいピッキングやセンターン回しなどの解除が必要なカギに変え、さらに2つ以上取りつけることで、侵入者が来ても入るのに時間がかかるとアピールできるので見た目でも防犯になります。
こうした補助鍵はリーズナブルなものだと100円ショップでも扱っています。
また窓に触れると音が出る防犯ベルは侵入者が入ることをしっかり防ぐことができ、400円程度で手に入ります。
窓に防犯フィルムや防犯ガラスを使うことによってガラスを割って侵入する経路を絶つことでも相当な防犯効果があります。
また、トイレやお風呂にある小さい窓も忘れずに鍵をして、マンションの高い階に住んでいても油断せず鍵をしっかりしましょう。
- 玄関
ドアの鍵は必ず2か所しっかり締めてさらに、補助鍵をします。
もし賃貸で穴が開けられない場合には、外からわからなく穴の必要がない鍵が6000円程度であるので大きな侵入口となる玄関をしっかり守りましょう。
- ベランダ
洗濯物を干したままにすると、長期間留守にしているサインとなるので2日以上留守にする時には必ず部屋干しにしましょう。
ベランダは外からよく見える場所なので、いつもキレイにしておかないとだらしない人間が住んでいると思われ侵入者に狙われてしまうので、掃除を欠かさず行います。
女性なら誰もが好きな花ですが、ベランダでのガーデニングは女性の1人暮らしと判断される材料となるので、ベランダには植物を置き花は室内に飾るようにしましょう。
女性の1人暮らしで気をつけるべきこと!
- エレベーターで注意を払う
エレベーターは多くの犯罪が起きるきっかけとなる場所なので注意して使います。
まず、オートロックのマンションでも住民が解除した隙に入る侵入者がいるので、見かけない人がいたら少し時間をずらしてから行きましょう。
そして、エレベーターに乗る時はなるべく1人で乗るようにし、誰かと一緒になった時に自分が押した階の1つ下のボタンを押す人がいたら注意が必要です。
最近の犯罪ではわざと女性より1つ下の階でエレベーターを降り、階段でかけ上がり女性を襲うケースが多いため、そういう場面に出くわしたら押す階数を間違えたふりをして違う階のボタンを押しましょう。
- 玄関と帰り方も工夫する
表札に苗字だけを書かずに実際に住んでいない男性の名前を書き加えることによって、女性の1人暮らしではないとアピールします。
帰って来た時には、わざとインターフォンをピンポンと鳴らし「ただいま、今帰って来たよ」とあたかもすでに人が待っているかのように振る舞います。
- 電話も簡単に出ない
必ずナンバーディスプレイ機能を使って、知っている人からの電話にしか出ないようにしましょう。
もし非通知の電話があっても出ず、家に固定電話がある人は留守番電話に自分の声を録音すると声から年齢や女性であることが知られてしまうので、使うならあらかじめ電話に録音されたものを使います。
使える防犯グッズ
- ウインドウアラーム
侵入者は家に入る時に音がすることによって、周りの住民が集まって来ることを恐れるのでアラームはかなり有効的な防犯対策です。
最近のアラームは窓に貼りつけるだけで、設置も女性が簡単にできるものになったおり、ガラスが割れたり、衝撃が加わると長い間アラームが鳴るようになっています。
それに加えて「防犯警告設置中」というステッカーも入っているので貼っておくだけで、侵入者は逃げていきます。
- 防犯ライト
音と同じぐらい侵入者は光に敏感で人目を気にするため、明るくなる場所を避ける傾向にあります。
そこで、ベランダに大きな光を照らすことがとても有効です。
ベランダに設置するなら、コンセントが近くになくても使える太陽の光で発電するものを選びましょう。
しっかり設置できるようネジ止めやクランプ、ステンレスバンドの3種類がありますが、それぞれ壁や物干し竿、ベランダの柵と適切な場所があるので自分で設置すべき場所を考えます。
赤外線センサーで人を認識し、すぐに光を照らし侵入者の存在を周りに示すことができます。
侵入者が嫌う光の量は、防犯ライト2本分だと言われているので設置する時は2本以上使いましょう。
まとめ
女性を狙う犯罪は後を絶たないので、ご紹介した防犯対策で自分の身は自分で守ることをしっかり意識しましょう。
少しの工夫が自分の安全を守ってくれる大きなサポートとなるので、普段から気をつけて過ごしましょう。