今は何でもインターネットで情報を得ることができるので、スマホで文字を読むけれど、本を読まなくなったという人が増えています。
本は情報を得るだけでなく、自分の考え方や気持ちに良い影響を与えることもあるので、積極的に読書する習慣が身につくようにライフスタイルを少し変えることと、おすすめの本をご紹介します。
読書を習慣にするためのステップ!
- 自分が知りたいことから考えてみる
いざ本を読もうと思って本屋さんに足を運んでみるといろんなジャンルの本が並んでいるのでどれを読めばいいか悩んでしまいますよね。
そこで、まずまだ本を読み慣れていないので、自分がどんなことを知りたいかに焦点を当てて選んでみましょう。
例えば、キレイになりたい人なら有名な美容家や最新の美容法が書いてあるもの、またもっと仕事で飛躍したい人ならビジネスマナーや言葉遣いの本を選ぶと読みやすいです。
まず、ビギナーはタイトルや表紙、そしてインパクトのある本の帯に注目して直観で手に取ってみましょう。
- 自分に合ったペースで読み始める
本を読む習慣を新しく取り入れるには、必ず読書に当てられる時間をライフスタイルの中から考えて、最低1日1ページでもいいので毎日本を開くことを重要視しましょう。
忙しくて家で本を読む時間が確保できない時は、通勤時間や昼休みなどを利用することがポイントとなります。
そうすると徐々にどんどん次のページをめくるのが楽しくなっていくことが自分でもよくわかるようになっていきます。
- 「絶対」というルールを作らない
先ほど、ライフスタイルの中で読書する時間を確保すべきと言いましたが、大人の女性は仕事や家事、勉強などが第一なので、時間がなくて本が読めない日があってもできなかったと落ち込む必要はありません。
そういう日があっても構わないので、本を読むことを辞めずにコツコツ積み重ねるように続けることが大切で、絶対守らなければならないものではなく読書を習慣にする第一歩だと考えましょう。
- 2冊の本を同時に読んでみる
一緒に2冊の本を両方読むことは、一見とても難しいことのように感じますが普段読書をすることがない人は1冊の本で飽きてしまい途中で読むことを辞めてしまう傾向にあるためです。
2冊の本を選ぶポイントはジャンルが違うもので、例えばリアルな恋愛小説と実践できるビジネス本の組み合わせや、現実離れしたファンタジーを描いた小説と外国語のマスター本など、同時に読むと楽しさが倍増するような組み合わせにしてみましょう。
1冊目は興味がある小説で2冊目は、自分が身に着けたいレクチャー本を選ぶことがおすすめです。
大人の女性におすすめのビギナー本3選!
- 「毎日、自分の顔が好きになる」内田裕士
タイトルを読むとわかるように大人の女性向けの美容本で、帯には「気づかなかったあなたの魅力がわかる」というキャッチフレーズがありメイクを中心とした内容になっています。
自分の顔にコンプレックスがある人やメイクするのが嫌いな人などメイクで悩みを抱えている人向けの新しいタイプの本です。
私たちは、メイクで悪いところを消したり隠したりすることで美しくなると考えていますが、それを根本的にひっくり返して、実はそうではなく自分に欠けている部分があることに気が付いてそれをメイクすることで輝かせていると訴えかけてきます。
それでいて、きちんと自分の欠点を惹き出すには心が苦しくなることもあるとコンプレックスを抱く女性の心に寄り添って、しっかり真実も伝えてくれる大切な顔やメイクの考え方をポジティブに変えてくれる1冊です。
- 「話し方のマナーとコツ」杉山美奈子
タイトルを見ると難しいビジネス系の本だと感じるかもしれませんが、この本は基本的にイラストが中心になっているので、その人の表情などが描かれておりわかりやすい内容になっています。
職場での話し方のコツとして何か上司に教えて欲しいことがある時は「○○ができないので」という言い方ではなく「ここまでわかりますが、この部分だけ教えてもらえますか?」と全てできないのではなく、できる部分もあることをアピールすることで好印象になるというアドバイスなどを教えてくれます。
- 「これが私の優しさです。谷川俊太郎詩集」
ビギナーにおすすめなのが、長文ではない詩集で谷川俊太郎さんは教科書にも作品が載っているので、読んでいて自然と心に響いてきます。
「からだの中に」という詩では、からだの中に石があり足が立ち止まるという表現があり、人は悩み立ち止まることがあるけれど、それは足元に石があるから身を守るために足を止めたと教えてくれるような考えさせられる内容になっています。
詩は読む人によって受け取り方が違うので、寝る前に1つの詩を読むことがおすすめです。
まとめ
よく本を読んで悪いことはないと言いますが、スマホをじっと眺めている女性より本と向き合っている女性の方が魅力的に映りますよね。
大人の女性として本をきっかけにステキに成長していきましょう。