女性なら誰でも大好きな彼氏との結婚を思い描くものです。
その延長線上には、もちろん2人の間に生まれてくる子どものこともイメージしますが、実際に彼氏は育児に協力的なパパになりそうですか?
彼氏としては良くても、いざパパになったら全然頼りないとなると困るので、結婚前からいいパパになるかチェックしておきましょう。
ワンオペ育児とは?
あまり耳慣れない言葉ですが、まずワンオペは「ワンオペレーション」の略で、本来はお店などを1人でやっている状態を指す言葉です。
ワンオペ育児とは、夫の単身赴任などでどうしても妻1人だけで育児をしなくてはならない場合に使われていました。
学校へ行くようになると子どもの環境を変えたくないと、夫だけ単身赴任へ行くことが増える傾向にあった時の特徴的な言葉です。
しかし、今は一緒に住んでいる状態でも育児に参加しないパパがいるという現状を言う言葉としてワンオペ育児が使われています。
それでもこの10年でだいぶ男性の育児参加が増えたと言われていますが、実際に男性が1日に育児に関わる時間は、20代後半で0.7時間、30代では0.5時間ととても短いことがわかりました。
こんなワンオペ育児に陥らないように、結婚前から男性が良いパパになるかよく考える必要があります。
いいパパになりそうな男性の特徴!
- 自分で家事ができる
特に1人暮らしの経験があるかないかが大きなカギとなってきます。
ずっと実家暮らし男性は母親がすべての家事を完璧にこなしていることが、当たり前だという考えをもっているので、改善するのはかなり難しそうです。
ただし実家暮らしでも年の離れた兄弟や姉妹がいる人は、面倒見が良い傾向にあるので協力的になってくれる可能性があります。
1人暮らしはすべて自分で家事をするので、ある程度の基礎は身に着けており、いざ子どもが生まれても家事を進んで手伝ってくれるでしょう。
特に共働きになったとしたら、しっかり家事を分担することができるので育児もスムーズに運びます。
付き合っている時から、彼氏がどの程度家事ができるかチェックしておきましょう。
- 愛情を絶やさない
寂しい時に、わざわざ会いに来てくれたり、サプライズでいつも喜ばせてくれるような愛情いっぱいの彼氏は、こうしたことに対して一切見返りを求めてこない愛情深い人として良いパパ候補になります。
彼女である自分に愛を注いでくれているということは、将来子どもが生まれた時にも惜しみない愛を注いでくれるので、積極的に育児参加してくれます。
- 疲れていても話を聞いてくれる
よくドラマで描かれる「俺は仕事で疲れているんだよ、育児は任せるから」と一切育児の相談にのってくれない夫は、案外実際に存在すると言います。
それでは、完全に1人に育児になってしまうので、付き合っている時から仕事終わりの彼氏がどれだけ自分の話や相談に耳を傾けてくれるか確認しましょう。
少しでも理解があるのなら、2人での育児ができる可能性があり、特に男の子はパパに教わることなどが多いのでしっかりしたパパになるか見極めましょう。
ワンオペ育児を避ける!今からできるパパ育!
これまでいいパパになりそうな男性の特徴をご紹介してきましたが、彼氏は当てはまらないということもあるので、今からいいパパに育てるコツを説明していきます。
- 家事はゼロから教える
例えば「そこを片づけて置いて」と女性が言った場合は、置いてある物を整えてしっかり掃除機までかけることが含まれています。
しかし、男性は最初からどこに何をしまえばいいかさえ分からない状態なので何もできないことが多いです。
そのため「言ったことができない」と不満に思う前に、最初は一緒に行って教えることからスタートしましょう。
そうすれば、2回目からは自分が思う範囲の行動ができるようになります。
特に欠かさず教えるべきことは、自分自身のこだわりで、例えば「隅は掃除機の先をノズルに変える主義」なら教えておくことで、終わった後にまた自分で隅の掃除のし直しをしなくてすみます。
女性の多くは「せっかく手伝ってくれたけど、ちゃんとできていない」と男性の協力的行動に不満を抱くことが多いので注意しましょう。
- 褒めて習慣にさせる
男性が家事をしてくれた時は「やっぱり○○くんがお皿洗いしてくれると私よりもずっとキレイになるね」とちょっとおおげさな言葉を使うと男性は喜んで家事をしてくれるようになります。
ポイントは必ず褒めることで「お皿洗いは○○くんがしてくれる」と当たり前になってしまうと男性はやる気が失せてしまうので、毎回褒めることでいつしか「自分はお皿洗い担当」と自覚してくれるので、いつの間にか家事をすることが習慣になります。
まとめ
育児は「赤ちゃんって可愛い」だけでは済まない大変なことなので、特に女性は昼間子どもと1対1となることが多く大きなストレスを抱えてしまいます。
そんな時に男性の協力が得られるかは大切な問題となるので、結婚前からパパ育をしていきましょう。