アラサーにもなると仕事も一人前にできるようになるので、新人の教育係や部下をもつ機械に恵まれます。
自分が入社した頃は、上司に対してあれこれ不満がありましたが、実際に自分が上に立つ人間になるとどう振る舞ったらいいか迷いますよね。
そこで、理想の上司になるポイントをご紹介するのでぜひ参考にしてください。
仕事を教えることはとても難しい!
先ほども少しお話しましたが、若い時に上司に不満を持っていましたよね。
しかし、いざ教え見本になる立場になった時に自分が理解している仕事のノウハウをわかりやすく若者に教える難しさに直面します。
学生時代のわかりやすい例えで言うと、成績の良い人と教え方が上手い人が違ったように、仕事がバリバリできても、理想の上司とは限らないということです。
目指すなら仕事ができる理想の上司ということで、これから振る舞い方を説明していきます。
実践しよう!部下がいるアラサー女子の振る舞い方!
- 自らが手本になる
「もっとテキパキ行動しなさい」「時間をしっかり守りなさい」と当たり前のこととして部下にお説教をするよりもバリバリ仕事をし、しっかり時間を守る姿を見せる方が効果的です。
お説教をするわりに、仕事でミスが多かったり、仕事に遅刻してくるような上司には誰もついてきません。
部下は意外と上司の振る舞いをしっかり見ているものなので、普段から電話での会話や仕事での対応にぬかりなく一生懸命にやることが理想の上司の第一歩となります。
- 自分の感情を表に出さない
私たちが女性であるからこそ言われる「女性は感情の波が激しい」という点で、男性と対等に振る舞うなら感情を表に出さない努力が必要です。
アラサー女子にもなるとプライベートで妻であったり、母親であったりするので大変な思いをしたり、彼氏がいるのならケンカすることもあります。
忙しさからのイライラや悲しさなどの感情を顔に出さなくても、心の中で解決していないと負のオーラが出て職場全体が嫌な雰囲気にのまれてしまいます。
上司のご機嫌を伺いながら仕事をすることはかなり不愉快でしかないので、しっかりプライベートと仕事で切り替えることが大切です。
いつも仕事に対して前向きな姿勢を忘れないようにしましょう。
- 見守ってから叱る
仕事ができるためすぐに間違いを指摘したくなりますが、部下は部下なりに間違いに対応しようと努力するものです。
すぐに指摘して叱ると嫌悪感だけが残ってしまうので、様子を見てどう対応したかで叱ることで今後の仕事の参考になっていきます。
ただ叱ると「叱られてしまった」と落ち込んで上司は怖いと思い込んでしまうため、具体的に「今の対応も良かったけれど、○○した方がいい」と部下を認めつつアドバイスすることをおすすめします。
- 褒める癖をつける
女性は友達を会うとまず「髪の毛切った?可愛いね」「そのネイルキレイだね」とお互いの変化を褒め合うことが多いですよね。
それを仕事にも応用すると、部下に対して「最近○○の仕事が早くなった」「対応が柔軟になって成長している」と褒めることができるようになります。
相手の変化に気付くのは女性の得意分野なので、日頃から部下にしっかり視線を送ることで褒めることができ、それが実を結ぶと深い信頼関係を築くことができます。
- 話は目を見て聞く
上司は忙しい存在なので、どこか「○○しながら」話を聞くというイメージがありますよね。
しかし、話を聞いてもらいたい側に立つと耳だけで受け止めてこちらを見ないでアドバイスをもらうのはあまり気持ちのいいものではありません。
しっかり内容が伝わったのか、自分の意見が受け入れられたのかさえ分からない状態です。
そこで、部下や同僚がデスクに来たらどんなに忙しくても一旦手を止めて、相手の目を見ましょう。
部下の報告や相談がしっかり頭に入り、仕事の進行具合や部下の頑張りまでがはっきり見えてくるはずです。
部下との人間関係も良好になるので、しっかり話を聞くことを心がけてください。
- 平等に接する
女性はよく「八方美人」や「男性に対してだけ態度を変える」なんて言われることがありますよね。
それも仕事の世界でも言われることが多く、男性上司に対してはペコペコし女性に対しては厳しく相手によって態度を変える姿は反感を買うものです。
私たち上司の側からしてもすべての部下と相性がいいはずもないので、気が合わない部下や気に入っている部下がいると思いますが、仕事上は平等に接するべきです。
プライベートなら人づきあいする人を好き嫌いで選べますが、仕事ではそういったことがないようにしましょう。
特に女性は、噂話の話題になりやすいので徹底した態度で対応してください。
まとめ
アラサーになると仕事でのポジションが良くなる傾向にありますが、その分悩みが増えてくることがわかりましたね。
ご紹介した振る舞い方をしっかり抑えて、部下との信頼関係が厚い仕事のできる上司になりましょう。