現在の日本は約3組に1組が“離婚”しているそうです。
この“日本の離婚率”は、世界でも上位に入る割合で、昔に比べると“離婚”に対しての考え方が変化したという事がわかります。
実際に、結婚当初は「この人と一生共に生きていく!」と決意したはずなのに、時が経つに連れて「この人と一生一緒に居ていいのだろうか」という不安が襲い掛かってきたことがある既婚女性も中にはいると思います。
また、現在の日本の“離婚率”を見て、これから結婚を考えている女性も「自分達も結婚生活が長くなったら離婚を考える時が来るのかな…。」と不安な気持ちを抱えてしまう事があるでしょう。
何故、自分が「一生を共にしたい」と思っている相手と“離婚”してしまうのでしょうか?
今回は『女性が離婚を考える瞬間』をまとめてみました。
結婚生活が上手くいっておらず悩みを抱えている人や、これから結婚を考えている人で「どんなことで夫婦は離婚を考えるのか」が気になる人は是非参考にしてみて下さい。
女性が離婚を考える瞬間
◎性格の不一致
離婚原因の第1位は『性格の不一致』でした。
恋人同士の時はお互いの性格を理解し、仲良く過ごす事が出来ていたのにも関わらず、いざ夫婦生活を始めたら恋人同士の時にはわからなかった旦那の一面を知る事になり、どんどん自分がイメージしていた旦那とはかけ離れてしまい、心が離れてしまうことがあるそうです。
一度心が離れてしまうと、
・生活習慣の違い
・意見の違い
という些細な考え方の違いが日々のストレスになり “離婚”を考えている女性が多いそうです。
今まで生活してきた環境も育ち方も異なる2人が“夫婦”という形に変わったからと言って相手の全てを知る事は簡単な事ではありません。
なので、お互いの気持ちを考えつつ行動をする事が大切になってくるのです。
しかし、お互いの気持ちを考えつつ生活をしていても旦那の気になる部分ばかりに目が良く様になってしまうと気持ちのズレが生じてしまい「一緒にいたくない」「この人とは分かり合えない」という気持ちが強くなり離婚に踏み切る夫婦が多いのです。
◎金銭トラブル
離婚原因の第2位は『金銭トラブル』でした。
夫婦になったらお互い助け合いながら生活をしなければいけません。
なので、精神面の支えになる事はもちろん、経済面でも協力しあう必要があります。
しかし、
・生活に必要なお金を渡してくれない
・お金に関する考え方が違いすぎる
・借金を抱えていた事が発覚した
など、金銭に関するトラブルが起こってしまうと、お互い支え合いながら生活するのが困難になってしまうでしょう。
「お金」は生活をする上で最も重要なポイントです。
なので、金銭感覚が同じ人やお金の使い方に対する意識が同じでないと、生活していく上でズレが生じてしまうでしょう。
◎異性関係
離婚原因の第3位は『異性関係』でした。
浮気や不倫が発覚し、離婚に踏み切る夫婦は近年増加しています。
1度浮気や不倫が発覚してしまうと、旦那の事を信頼できなくなり、夫婦関係を継続させるのが困難になってきてしまいます。
異性関係が原因となる離婚理由は、旦那の浮気や不倫だけでなく、妻が当事者になるパターンもあります。
浮気や不倫による離婚の場合、慰謝料などによる金銭面の負担が多くのしかかる事があるので、異性関係による離婚はリスクが高いという事を頭にいれておきましょう。
◎暴力や精神的虐待
離婚原因の第4位は『暴力や精神的虐待』でした。
旦那のDVや精神的な虐待などから逃れる為に“離婚”に踏み切る女性は多いそうです。
日常的にDVを振るう人は、何度も同じ事を繰り返す確率が高いので、早めに対処する必要があります。
今回の様な離婚理由は“自分自身を守る”為の手段なので、精神的・肉体的に追い込まれ、生活をする事が困難になる様な出来事が頻繁に起こる様であれば、すぐに”離婚“を考えていいでしょう。
◎家族・親族との折り合い
離婚原因の第5位は『家族や親族との折り合いが悪い』事でした。
旦那の家族や親族との折り合いが悪くなってしまうと、旦那・妻の間に問題がなかったとしても家族・親族間で問題が浮上した時にトラブルの原因になる可能性があります。
姑からの精神的ダメージを与えられたり、親族が必要以上に執着してきたりすると日々のストレスがどんどん蓄積されてしまい“離婚”を考える様になってしまうそうです。
家族・親族間でトラブルが起きた時に、旦那が自分の味方になってくれるのであればまだ救われる部分がありますが、大抵は家族の肩を持つ事が多く、自分の味方がいなくなってしまった時などは「この人は私よりも家族の事が大切なんだ」と旦那に対して幻滅してしまい「一緒にいられない」と思う事が多くなるでしょう。
まとめ
今回は『女性が離婚を考える瞬間』をご紹介しました。
“離婚”をすることによって、人生が明るくなる人もいれば離婚を後悔する人もいるでしょう。
しかし、1度は「一生を共にしたい」と思った相手だという事を忘れないでください。
離婚に踏み出す前にまずはしっかりと旦那と話し合いの時間を設け、心の溝を埋める努力をしてみましょう。
それでも話にならない状況であれば、自分の人生を大切にする為に“後悔のない決断”をするべきだと思います。