昔は「女の幸せ=結婚」と言われていましたが、現在は“幸せ”の形も多種多様になり「女の幸せ=結婚」という方程式は成立しなくなってきました。
もちろん、好きな人と一生を共に過ごし家族を持つ事を“幸せ”だと思う人もいるでしょう。
しかし、この世の中には自分らしく生きる事に“幸せ”を感じる人もいるのです。
なので「なんで女性として生まれたのに結婚しないの?」という様な質問をされて嫌な気持ちになる女性もいます。
自分よりも歳が上の人たちはきっとまだ「女の幸せ=結婚」という考えを持っているでしょう。
しかし、一般的な考えよりも個人の考えを尊重する様になった今“結婚をしない生き方を選ぶ”という事は恥ずかしい事ではありません。
今回は皆さんに『結婚しない生き方を選ぶ女性の特徴』をご紹介したいと思います。
結婚適齢期になっても「私は結婚しない生き方を選びたい」「周りには結婚を勧められるけれど、メリットがない気がする」という様な考えを持っている女性に是非読んでいただきたいです。
結婚に対する考え方の変化
日本の“生涯未婚率”は男性23.4%・女性14.1%だと言われています。(2015年データ)
(※生涯未婚率”と言うのは、50歳時点で結婚をした事のない人達の割合)
この調査データは2018年に発表されたのですが、今回の“生涯未婚率”は前回の発表よりも男女共に3%ずつ増加し、過去のデータの中で過去最高の数値になったそうです。
この数値を見ると、世の中の“結婚”に対する考え方が昔に比べて変化してきたのがわかると思います。
昔は結婚→出産という流れが当たり前だと言われていました。
女性は20歳を過ぎたら結婚をしていないと周囲から変な目で見られ、親からも結婚する事を求められる…。
結婚をしたらすぐに子供を作り、女性は専業主婦で家の事を全て行う…。
そんな時代に比べたら、今は個人が自分の生き方を選択出来る良い時代になりました。
“結婚”に対する考え方が大きく変化したのは、家族の在り方が変化した事も理由の1つだと思います。
・“男性は働き女性は家を守る”という考えから“男性も女性も働く”という働き方の変化
・家事は女性の仕事という概念が無くなり“主夫”という選択をする男性が生まれた
・女性の社会進出による仕事への考え方の変化
など、昔と今では仕事・家庭・キャリアなどの考え方が変化しています。
なので、結婚をしても女性がバリバリ働く事も当たり前になっています。
そんな環境の変化の中で「結婚が全てではない」という考えを持つ人が出てくるのは、不思議な事ではありません。
何故かというと、結婚をしても自分の生活を大きく変化させる事を望まなければそのままの環境に居続ける事が出来るのですから。
すると「別に結婚しても自分の生活が変化しないのなら結婚しなくてもいいじゃないか。」という考えになりますよね。
この様に、今の時代“自分の考える幸せ”を自分で選択する事が当たり前になっているので、周りの意見に流されずに“自分の考える幸せ”を大切にする事は間違ったことではないと思います。
結婚をしない生き方を選ぶ女性の特徴
◎自立している人
経済面でも精神面でも自立をしている女性は、なんでも自分で解決する力を持っているので、男性に頼らなくても生活が出来ます。
また、そんな女性は自分にとっての幸せをきちんと理解しており“結婚をしないという選択”をしても毎日充実した日々を過ごしている事でしょう。
経済面の心配もなく、毎日自分の好きなように生活出来る事が彼女達にとっての“幸せ”なのです。
◎仕事にやりがいを感じている人
仕事が大好きでキャリアがある女性は、結婚をするよりも仕事をとことん頑張りたいと思っています。
なので「結婚をして自分の今の仕事環境が変化する位だったら結婚はしない。」と決めているかもしれません。
彼女達にとっての“幸せ”は仕事をしている時間なのでしょう。
上に上がっていく事を目標に仕事を頑張っている人や、自分の強みを増やす為に様々なスキルを取得する人などは時間があれば仕事に時間を使いたいと思いますよね。
◎趣味や好きな事が多い人
結婚をすると、旦那の事を考えつつ生活をしなければいけないので、今までは自由に使えていたお金や時間を制限されます。
また、生活も2人一緒になるので自分の好きな様に生活する事が出来なくなります。
すると趣味や好きな事が多い人は、自分の趣味や好きな事に使える時間やお金が減り、ストレスになってしまうでしょう。
また、彼女達にとっての“幸せ”は趣味や好きな事を楽しんでいる時間なので、結婚をしても彼女達にとっての1番の幸せは変わりません。
なので「結婚をして幸せな時間を邪魔される位なら、結婚なんてしたくない」と考えているのです。
◎結婚に対する憧れがない人
「結婚をしたら、好きな人と一生を共に出来る」
「家族が増えて第2の人生がスタートする」
という“結婚”によって変化することが“幸せ”だと思わない人や“結婚”に対して憧れを持っていない女性は結婚をしない生き方を選択するでしょう。
このパターンは自分の生活してきた環境が悪かった人が感じるかもしれません。
小さい時から“結婚”に対しての憧れが無かったり“結婚”に対してマイナスな感情があるのかもしれません。
まとめ
今回は『結婚しない生き方を選ぶ女性の特徴』をご紹介しました。
女性にとって“結婚”が全てではありません。
無理に結婚しようと思わなくても常に自分が“幸せな生き方”をしていればいいと思います。
皆さんも“自分にとっての幸せ”を改めて考えてみてはいかがでしょうか。