季節的に暑い夏になると夏バテで体がだるくなることが多くなりますよね。
今季節を問わずだるさを感じることを「糖質バテ」と呼びテレビで紹介され話題になっています。
そんな糖質バテについて詳しくご説明していくので、ぜひチェックしてみてください。
目次
気になる「糖質バテ」とはどんな状態?
糖質バテの大きな特徴として、主に食後にだるさが襲ってくることが挙げられます。
その時私たちの体では、食事をとったことによって血糖値が急上昇し、それを下げようとインスリンが多く分泌されます。
こういった働きによって血糖値の上下が激しくなることが疲れの原因となっていきます。
さらに、分泌されたインスリンは糖分を脂肪に変える働きを持っており、体に脂肪を蓄えるため太りやすくなる体質へと変化していってしまいます。
当てはまっていない?糖質バテチェック!
日々感じているだるさの原因は糖質バテではないかここでチェックしてみましょう。
①食後はじっとしていることが多い
②1日8時間以上冷房が効いた部屋でデスクワークをしている
③毎日お酒を欠かさない
④冷たい料理を好んで食べる
⑤食後にスイーツを必ず食べる
⑥1日1食は爆食いしてしまう
⑦食後に眠くなることが多い
⑧なかなか寝付けず睡眠不足気味
以上の項目に当てはまる数が多ければ多いほど糖質バテしている可能性があります。
気をつけて!糖質バテを招く生活習慣!
- 糖質の多い食べ物や飲み物ばかりとっている
今ドリンクも糖質ゼロの商品を多く出して人気を集めているように、糖質の摂り方について気をつけるべきだと言えます。
気候の関係で冷たいドリンクをたくさん飲みたくなる時がありますが、しっかり表示を見て糖質をチェックしてから口にするようにしましょう。
暑さを感じると冷たいそうめんなどを食べたくなりますが、冷たい食べ物を摂ると血糖値は急上昇するので、食事を摂る時は温かめのものを食べるように心がけてください。
暑い時に熱いものはキツイという方はぬるめの温度のものに変えるだけでも十分効果があるので気をつけてみましょう。
- 冷房の効いた部屋でじっとしている
熱いのに我慢して室内にいると熱中症の心配があるので、部屋に冷房をかけることはとても大切なこととなります。
ここで注意したいのは、暑いからと体を動かさないことにあります。
じっとしていると体は運動不足を招いてしまい、それによって血糖値が急上昇しますが、体がなまっているとインスリンが本来の働きができないため血糖値を下げることが難しくなってしまいます。
インスリンが働かなくなると血糖値が上がったままとなり糖尿病を招く可能性も出てきてしまいます。
室内でなら軽いストレッチを取り入れることは簡単なので少しずつ体を動かすようにしましょう。
- なかなか眠れない
特に暑さを感じると私たちは寝苦しく感じてなかなか寝付けませんよね。
睡眠時間が短くなると体の中では、満腹ホルモンの「レプチン」が減少しそれに伴って空腹ホルモンである「グレリン」が増加してしまうため、余計な間食に走ってしまう傾向にあります。
この場合も間食によって血糖値が上がってしまいますが、逆にインスリンが働きすぎて血糖値が必要以上に下がってしまう心配があります。
しっかり睡眠時間が確保できるよう適度に冷房を効かせた部屋でしっかり眠るようにしましょう。
糖質バテを放って置くとどんなことが起きるの?
自分自身が糖質バテだと自覚しながらも放って置くと、どんなことが起きるのかしっかり把握しておきましょう。
- 顔にシワやたるみが表れる
- 体のだるさが続く
- 糖尿病になってしまう
- 心筋梗塞を招く危険度が増す
こうして見てみると美容面だけでなく、健康面に大きな負担がのしかかってくる可能性があるので糖質バテはしっかり対策を練る必要がありますね。
糖質バテには「まいたけ」と「ヨーグルト」で対策を!
糖質バテ対策としてまいたけとヨーグルトをどうやって取り入れるべきかご紹介していきます。
- まいたけの取り入れ方
まいたけには食後の血糖値を下げる効果があるため糖尿病の人も積極的に取り入れる食材として有名です。
まいたけに多く含まれる「ビタミンD」が主に活躍するので、いつもの食事にプラスする形で取り入れてみましょう。
例えば、「そうめんの具」や「冷やし中華のトッピング」として加えてみてください。
- ヨーグルトの取り入れ方
ヨーグルトに含まれる乳酸は食べた物の消化を遅らせる効果があり、腸で吸収される糖を抑える活躍をしてくれます。
また、タンパク質がインスリンの働きをサポートする腸管ホルモンを活発化させると言われています。
ヨーグルトを食後ではなく食事の最初に取り入れることで糖質バテ対策になります。
この時のヨーグルトは無糖のものを選びましょう。
まとめ
ここまで糖質バテについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
自分の生活習慣を見直してみると意外と糖質を摂っていることがわかりましたね。
しっかり対策を実行して糖質バテとサヨナラしてください。