生理前の不調をいつものPMSだと思う人は多いですが、実はそれは妊娠超初期症状かもしれません。
生理前と症状が似ているため見落としがちな妊娠超初期症状をご紹介するので、頭に入れて自分にそういった兆候がないかチェックしましょう。
気になる!妊娠超初期症状とは?
妊娠超初期症状という言葉はあまり耳慣れない言葉ですが、妊活を行っている女性ならご存知だと思います。
生理の1週間前ぐらいから症状が表れることから、妊娠を期待する人にとっては生理が来る前に妊娠に気付けるチャンスだからです。
妊娠検査薬ではまだ陽性にはならないものの、その時点で体調の変化があることを妊娠超初期症状と言います。
人によって症状はさまざまですが、生理前の体の不調であるPMSと似た症状があったり、風邪のように感じることがあります。
PMSと似ている!妊娠超初期症状をチェック!
- 少し出血がある
よく生理がはじまる時に少し出血したことを確認できますが、妊娠超初期症状の場合は生理予定日の1週間前から3日前ぐらいに少量の出血をする場合があります。
それは受精卵が子宮内膜に張りつく時に少しキズができるからで、出血の色はピンクや茶色と生理前ととても似ているため区別がつきにくい傾向にあります。
出血する期間も1週間の人もいれば1日だけの人もいるため、中には軽い生理がきたと感じる人がいます。
- バストが張る
もうすぐ生理が始まるという時期にバストが張ったように感じるケースは多くありますが、この症状も妊娠超初期症状のひとつでもあります。
多くは生理が始まると解消されますが、妊娠超初期症状の場合ちょっとした特徴があり乳首まで違和感を覚え、チクチクした痛みがあることが挙げられます。
バストの違和感だけでなく、乳首にも痛みを感じるようなら妊娠超初期症状を疑う必要があります。
- 腹痛が起きる
これは生理前だけでなく、生理中も私たちを悩ませる大きな問題ですが妊娠超初期症状の場合、受精卵が着床する時の痛みが腹痛として表れることがあります。
生理前の腹痛との違いは、子宮辺りが重く鈍痛がするのではなく、同じ子宮の辺りがチクチクと痛み少し引っ張られるような感覚が起きます。
生理前に腹痛があった時はどのような痛みかをしっかりチェックしましょう。
- 頭痛がする
これもPMSによく挙げられる症状のひとつですが、いつも頭痛が起きない人に起きた場合には、妊娠超初期症状を疑う必要があります。
妊娠すると黄体ホルモンが受精卵をしっかり防御しようと子宮内膜を柔らかくするため、血管を広げる作用が起きるため頭痛が起きると言われています。
人によって軽い片頭痛の場合もありますが、重い症状になると頭痛のせいでめまいが起き、吐き気までもよおす人もいます。
- ニキビができる
これも生理前になるとニキビが毎月できるという人がいるぐらい、PMSの代表的な症状ですが、いつもよりニキビの数が多い場合には妊娠超初期症状になる可能性があります。
もし、妊娠していると卵胞ホルモンと黄体ホルモンの両方が多く分泌されるようになるため、皮脂が増えてお肌のトラブルにつながります。
いつも顔にニキビができていたのに、首元など違う場所にできた場合には注意が必要となります。
- 下痢になる
人によっては生理前や生理中は下痢になってしまうということがありますが、妊娠超初期症状の中にも下痢を起こすというものが挙げられます。
妊娠が成立したら、子宮が広がっていくので腸を圧迫する形になるため、下痢につながりやすくなります。
この影響で妊娠超初期症状の場合には頻尿になることが多いので、こういった症状が出ていないか自分でしっかり観察することにしましょう。
- 体がだるくて眠い
生理前にこういった症状が出ると「もうすぐ生理がくるからだな」と感じる人は多いですが、実は妊娠超初期症状も同じ症状が表れると言われています。
生理前と妊娠超初期症状が出る時期がほとんど同時期なため、区別することが難しいですが、妊娠している場合はいつもより眠気がひどく、自分で抑えられないほどになるため、風邪の始まりじゃないかと感じる人が多い傾向にあります。
生理前に風邪をひいたかなと感じたら、妊娠超初期症状も考慮してみましょう。
- イライラする
生理前になると、ほとんどの人がイライラする感情を抑えきれない経験をするものですよね。
また妊娠超初期症状にも同じよう感情が乱れる特徴がり、妊娠している場合は女性ホルモンの変化で気持ちが不安定になるため、合わせて涙が出やすくなることが挙げられます。
イライラするだけでなく、落ち込みがひどかったり、感情の波が激しくなったら妊娠超初期症状を疑ってみてください。
まとめ
生理前のPMSと妊娠超初期症状はとても似ていることがよくわかりましたね。
毎月ある生理と妊娠とでは、人生が大きく変わると言っても過言ではないので自分の体調をチェックして、妊娠超初期症状が起きているかしっかり把握しましょう。