皆さんは「湯シャン」という洗髪方法をご存知ですか?
「湯シャン」とは、シャンプーやコンディショナーを使用せずに髪の毛を洗う方法です。
シャンプーやコンディショナーを使用しない“自然な洗い方”が髪の毛の成長に良いと言われており、芸能人やモデルも実践していることから “新しい洗髪方法”として雑誌やテレビなどで注目を集めています。
そこで今回は「湯シャンのやり方」を詳しくご紹介したいと思います。
皆さんも湯シャンの方法を覚え、美髪に変身してみて下さいね♡
湯シャンとは?
普段、私達が髪の毛を洗う時に使用しているシャンプーやコンディショナーには「界面活性剤」が配合されています。
界面活性剤は、本来混ざらない“水分”と“油分”を混ぜ合わせ、洗浄力を高める働きがあります。
しかし、界面活性剤は汚れを落としてくれる一方で、髪の毛に必要な皮脂まで洗い流してしてしまったり、頭皮を傷めてしまうというデメリットがあります。
なので、界面活性剤が配合されているシャンプーやコンディショナーで毎日髪の毛を洗っていると、抜け毛や頭皮トラブルを引き起こす可能性があるのです( ゚Д゚)!
今回ご紹介する「湯シャン」は “シャンプーやコンディショナーを使用せずに髪の毛を洗う方法”なので、界面活性剤が配合されているシャンプーやコンディショナーを使用する事がなく、頭皮へのダメージや刺激を減少させ、頭皮の環境を守る事ができます。
頭皮の環境が良くなると、頭皮のバリア機能が向上したり、髪の毛の成長に必要な栄養素が行きわたるようになり、潤いやツヤのある“美髪”に近づくことができます。
「でも、お湯で洗うだけだと汚れがきちんととれないんじゃないの…?」と思う方もいるでしょう。
実は、私達の髪の毛に付いた汚れの約80%はお湯で落とすことができると言われています。
なので、正しく髪の毛を洗うことができていれば、シャンプーやコンディショナーを使用しなくても、お湯だけで髪の毛の汚れを落とすことができます。
【湯シャンのメリット】
◎髪の毛の汚れをきちんと落とすことが出来る
◎頭皮や髪の毛にダメージを与える事がないので、髪の毛の状態を良くすることができる
湯シャンの正しいやり方
ここからは「湯シャンの正しいやり方」をご紹介します。
◎STEP1:クシで髪の毛をブラッシングする
髪の毛を洗う前にブラッシングをしましょう。
ブラッシングをすることで、髪の毛についたホコリやゴミを取り除く事ができます。
また、絡まってしまった髪の毛を整えることが出来るので、髪の毛を洗いやすくすることができます。
◎STEP2:ぬるま湯で頭全体を洗う
シャワーヘッドを頭皮に近づけながら、頭皮をマッサージするように3~5分洗いましょう。
お湯の温度は、熱すぎると頭皮に負担をかけてしまうので、40℃以下のぬるま湯で洗うのがおススメです。
マッサージはゴシゴシ強くするのではなく、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
指の腹を使いながら、頭皮をマッサージするように洗うことで、頭皮や髪の毛についている汚れが落ちやすくなります。
◎STEP3:タオルで水分を拭き取る
髪の毛を洗い終わったら、タオルで髪の毛を乾かしましょう。
乾かす時もゴシゴシと擦るのではなく、タオルに髪の毛を挟み、押さえつけるようにしながら水分を拭き取りましょう。
水分を拭き取った後は、ドライヤーでしっかりと髪の毛を乾かしましょう。
髪の毛を乾かさず、濡れたままの状態でいると、菌が繁殖してしまい、髪の毛を痛める原因となります。
なので、髪の毛はお風呂から出た後、すぐに乾かすようにしましょう。
湯シャンのポイント
◎徐々に湯シャンに変えよう
初めて湯シャンをすると、頭皮のべたつきが気になる事があります。
これは、今までシャンプーによって油分を落とし過ぎていた為に、髪の毛を洗うと余分な油分が出やすくなってしまっていることが原因です。
湯シャンを続けていくと、頭皮の状態が正常になり、徐々に余分な油分が出なくなり、べたつきが気にならなくなってきます。
しかし、頭皮の状態がコントロールされるのには個人差がありますので、湯シャンに切り替えたけれど、中々べたつきがなくならない人もいます。
そんな方は、一気に湯シャンに切り替えるのではなく、徐々に湯シャンに切り替えるようにしましょう。
普段はシャンプーやコンディショナーを使用して髪の毛を洗い、“週に1回だけ湯シャンに変える”など、自分の頭皮の状態を把握しながら、湯シャンを行いましょう。
べたつきが気にならなくなってきたら“週に2~3回を湯シャンに変える”など湯シャンの回数を増やし、頭皮の状態を良くして下さい。
◎湯シャンが合わない人は中断しよう
頭皮や髪の毛の状態は人それぞれ違います。
なので、湯シャンにした途端に
・頭皮のかゆみが酷くなる
・フケがでるようになった
・髪の毛が臭くなった
など、湯シャンの効果を実感することができない人もいます。
湯シャンが自分に合っているかをきちんと把握しながら行いましょう。
まとめ
今回は「湯シャンのやり方」をご紹介しました。
毎日使用しているシャンプーやコンディショナーが、頭皮や髪の毛にダメージを与える原因になってしまっていたなんて、驚きですよね。
頭皮や髪の毛の状態を良くする為に、皆さんも湯シャンを実践してみて下さいね♡