毎日髪を洗ってドライヤーで乾かしますが、髪が傷まないか心配になりますよね。
確かにドライヤーが原因で髪がダメージを受ける場合もありますが、正しい使い方をすれば髪をキレイにすることが可能です。
そんな気になる正しいドライヤーの使い方についてご説明していきます。
ドライヤーを使わず濡れたままだとどうなるの?
髪が傷みそうでドライヤーを使わず、自然乾燥させている人もいると思います。
その場合、髪にどんな影響があるのかまず知っておきましょう。
- 雑菌が繁殖する
濡れたままだと頭皮や髪の根元の湿度がグッと高くなり、雑菌が増えやすい条件がそろって数がどんどん増えていきます。
- 頭皮の血行が悪くなる
濡れた髪から水分が蒸発する時に熱が奪われて血行が悪くなります。
髪を乾かさないで寝ると風邪をひくと言われているのは、これが原因だと言われています。
- キューティクルが弱くなる
髪の美しさを左右するキューティクルは水分を含んだ状態だととても傷つきやすいので、ダメージを受けてしまいます。
- 臭いやかゆみの原因になる
空気の中にある臭みを取り込みやすく、頭皮の雑菌が増えることで臭いやかゆみが出やすい環境になります。
以上のことから髪をしっかり乾かすことが大切だとわかしましたね。
面倒だからと自然乾燥を習慣にすると髪はダメージを受けてしまいます。
しっかり覚えよう!正しいドライヤーの使い方!
- ドライヤーは髪からある程度離す
自然乾燥をする人の多くがドライヤーで髪が傷むことを恐れています。
ドライヤーの熱は110℃にもなるので、近い距離から当てると髪は確かに傷んでしまいます。
そのためドライヤーは髪から10cm~20cm離した状態で使うと髪にダメージを与えることはありません。
近い距離でドライヤーを当て続けると頭皮や髪がやけどをするケースもあるので、きちっと距離感を保つことが大切です。
- 前髪から乾かす
前髪はくせが出やすいパーツなので、まだ髪が濡れている最初のうちに乾かすと思い通りの毛先になると言われています。
意外と髪全体を最初に乾かす人が多いので、ぜひ実践してみてください。
前髪が乾ききってからだとヘアスタイルに合わせてセットするのはとても大変です。
前髪はその人の雰囲気を大きく変えるものなので、1番気を使うポイントとなります。
- 根元から毛先にドライヤーを当てる
ドライヤーはその風向きによって髪の乾き方が違ってくるので、基本的に根元から毛先にかけることが基本となります。
ずっと同じ向きにしか当てないと、髪が表面だけ乾いてパサパサした仕上がりになってしまいます。
全体的に風を当てるには自分で頭を左右に動かすことがポイントとなります。
逆に下から上に風を当てて乾かすと、キューティクルがしっかり閉じないので髪に潤いがない状態になってしいます。
風向きに気をつけることでドライヤーをかける時間を時短にもなるので、しっかり乾かし方を覚えておきましょう。
- ヘアスタイルに合わせてドライヤーの向きを変える
・ロングヘア
自然な内巻きに仕上げるには、ドライヤーを上から当てるので腕を上に上げましょう。
全体的に乾かすとツヤのなくまとまりがない状態になってしまいます。
・ボブヘア
全体的に乾かすとボブヘアの人は毛先だけがハネてしまうことが多いです。
そこで、下を向いて首元を中心にドライヤーを当てるとすっきりまとまります。
・ショートヘア
ショートヘアの人はボリュームを出すことが大事なので、毛先を手でつまんで根元をしっかり乾かすとふんわりとした仕上がりになります。
- 仕上げは冷風にする
90%くらい髪が乾いた状態になったら、仕上げにドライヤーを冷風に切り替えましょう。
熱いままだと髪に必要な水分まで乾燥させてしまい、ダメージも受けやすくなるからです。
髪は冷たくなることで、全体的に引き締まり取り入れた美容成分をしっかりキューティクルで閉じ込めることができます。
ドライヤーを使ってもっと髪を美しくするには?
これまでドライヤーの正しい使い方についてご紹介してきましたが、もっと髪を美しくするケアを合わせてご紹介していきます。
- ドライヤーの前にタオルで水分を吸収する
多くの人が髪を洗ったらタオルで髪をゴシゴシして水分を吸収していると思います。
実はそれはNGで、正しい方法は頭皮をタオルで拭くようにして、毛先をタオルで挟んでトントンする程度となります。
髪は濡れたままの状態で擦れると大きなダメージを負うので、タオルで水分をとるのはこの程度が適切です。
- 洗わないトリートメントを使う
ドライヤーの熱から髪を保護するには、洗わないタイプのトリートメントがうってつけです。
手のひらにワンプッシュして、手で伸ばし髪になじませて仕上げにくしでとかします。
タイプはそれぞれ、くせ毛の人はクリームタイプ、髪の量が多い人は乳液タイプ、どの髪質にも合うのはミストタイプだと言われているので、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
ドライヤーは毎日使うものなので、髪を保護しながら正しく使いたいですね。
ヘアスタイルによっても乾かし方にコツがあるので、上手に乾かしておしゃれさんになりましょう。