女性なら誰でもスリムな体に憧れてダイエットした経験を持っていますよね。
しかし、一旦痩せてもすぐに元に戻ってしまうリバウンドに悩まされることがとても多いです。
そこで、リバウンドの原因をしっかり抑えて正しい生活習慣を身に着けることからはじめましょう。
そもそもなぜリバウンドするの?
頑張ってダイエットしたにも関わらず私たちの体はどうしてリバウンドしてしまうのでしょうか?
まずダイエットを始めると順調に痩せ始めますが一定の期間が過ぎると体重に変化が起きない停滞期に入ります。
その時、私たちの体では体重をキープする働きがある「ホメオスタシス」が分泌されており、さらに食事制限などを厳しくするとエネルギー消費を下げ始めてしまうのです。
こうして体重が減らなくなるとダイエットを苦痛に感じて辞めて食事を元に戻すことによって、いつもより栄養が体に吸い取られていくことでリバウンドを起こし太ってしまいます。
リバウンドの原因と勘違い!
リバウンドは先ほどご説明した通りの働きによって起こることがわかりましたが、さらに体の変化も原因に挙げられます。
それは筋肉の減少で、食べ物の置き換えダイエットや厳しい食事制限をして栄養不足状態が続くことで筋肉量が落ち基礎代謝もどんどん下がってしまうからです。
体を動かすことによる消費エネルギー自体が落ちてしまい、ダイエットを諦めて食事を戻すことで食べた量のエネルギーが上回ってしまい太っていきます。
リバウンドする上での大きな勘違いは自分のメンタルのせいにすることです。
「根気が足りなかった」「痩せたいという意思が弱かった」とよく言いますが、こうして体自体の働きによってリバウンドは起きてしまいます。
あまり自分を責めるようなことはしないでください。
身に着けよう!リバウンドを防ぐ生活習慣!
- 3食しっかりと食べる
食べ物の置き換えダイエットや知識のない食事制限は長くは続かず、結果返って食欲がわいて食べ過ぎてしまう原因となります。
そうならないように1日3食は栄養バランスをしっかり考えて腹八分目ぐらいに抑えて食べるようにしましょう。
腹八分目なら食べ過ぎを注意できるので「もうちょっと食べられる」というくらいでやめてみてください。
こうすることによって中途半端な時間にお腹が空いて間食することもなくなるので、結果リバウンドしない方向に進んでいくでしょう。
- 運動不足を解消する
私たちは仕事や家事に忙しい日々を送っていますが、運動というほど体を動かすことはとても少ない状態です。
本格的にジムに通う時間の余裕もないため運動不足に陥りがちで、新陳代謝が下がってリバウンドしやすい体質になってしまいます。
そこで、まずはエレベーターでなく階段を使ったり、帰りに1駅分歩いたりとすぐに取り入れられる運動からはじめてみましょう。
自宅に帰ってから軽いストレッチや気分転換にもなるヨガをする習慣をつけると自然と体を動かすようになるので新陳代謝が促進されるでしょう。
- 食べ物や飲み物の表示をチェックする
口にする食べ物や飲み物を買う前にあらかじめ成分表示をチェックしてみてください。
普段よく食べている料理が意外と糖質が高かったり、高カロリーであったというケースはとても多いです。
野菜にかけるドレッシングも油分が多い傾向にあるため野菜を摂っていても体に良い影響が少なくなってしまうこともあります。
まずは表示のチェックからはじめて、どういった食事が本当にヘルシーなのかちょっと勉強してみるのもいいでしょう。
- スイーツはできるだけカットする
特に女性はスイーツ好きが多く、特別な食べ物でもありますよね。
食べるだけで幸せな気持ちになったり、ストレス解消にもなる食べ物でもあります。
しかし、スイーツは甘さがあるためリバウンドしやすいので「今日は甘いもの食べなくてもいいかな」と思えた時はできるだけスイーツをカットしてみてください。
よくレストランなどのランチでも食後にデザートがついてくることが多いですが、食べる気がない時は控えるとグッとリバウンド率も下がってきます。
一切甘いものは食べないと決めると返って食べたい気持ちがわいてきてしまうので、少しずつ食べる日と食べない日を調節してみてください。
- 買い物は食後に行くようにする
よく「お腹がいっぱいだと作るべき夕飯のメニューが思いつかない」と言いますが、これを利用してリバウンドを防ぎましょう。
私たちはお腹がいっぱいだとあまり食事に興味がわかなくなるので、いつもより食べ物をあれもこれもと買い過ぎることしなくなります。
必然的に買い物する量がグッと減ることによって口にする食材に余計なものが一切なくなってきます。
まとめ
ダイエットの大敵であるリバウンドについてご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?
難しいことではなく簡単にできる生活習慣からリバウンドを防げることがわかりましたね。
リバウンドで自分を責めないで、楽しくダイエットを続けてみてください。