普段体を洗う時にボディタオルでゴシゴシしていませんか?
ゴシゴシすることによって、体がキレイになり、気持ちもいいと思っているかもしれませんが、実はお肌にダメージを与えています。
そんな中、体を手で洗うとキレイになると注目を集めているので、これから詳しくご紹介していきます。
知っておこう!体の汚れについて!
汚れを落としたくて、体をボディタオルでゴシゴシ洗っている人が大半ですが、実はお風呂の浴槽につかるだけでも体の80%の汚れが落ちることがわかりました。
そうなると、私たちはかなり体にムダなダメージを与えて体を洗っていることになります。
しかも、ゴシゴシと洗うことによって摩擦が起きて、必要な皮脂まで落とし過ぎてしまうデメリットも生まれていると言います。
それに代わって手で体を洗うと、力加減ができるようになりお肌がキレイになると評判になっています。
ボディタオルで体を洗うデメリットについて!
- お肌の角質を壊してしまう
ボディブラシはゴシゴシして洗うものですが、それがお肌を潤す大切な役割を担う角質を壊してしまうことが多く起きています。
それによって、皮脂が落ちやすくなり、やがて皮脂が足りなくなることが原因で敏感肌や乾燥肌を招いてしまいます。
お肌が荒れるトラブルが起こる可能性が高くなってしまう傾向にあるので、気をつけましょう。
- シミができやすくなる
毎日のようにお肌が摩擦されることによって、メラニン色素が刺激され多く作られるようになり体全体に黒っぽいシミが現われるようになってきます。
このシミはボディタオルの素材がナイロンの場合に起こることが多いので、こういったシミをナイロンタオル黒皮症と呼ぶ名称まであります。
白いお肌を目指すためしっかり洗っているにも関わらず、シミができるマイナス作用が起きてしまいます。
- 体が臭くなってくる
そもそも汚れをしっかり落として、臭くならないように体を洗っていますが、ボディタオルを使うことによって体臭が発生する場合があります。
お肌には善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌は皮脂や汗を食べてくれるのでお肌にいい影響を与えますが、お肌を擦ることによって皮脂がなくなり、居心地が悪く善玉菌は洗い流されてしまいます。
そうすると結果的に悪玉菌だけが残り繁殖し、体が臭くなってしまう仕組みが出来上がります。
今は香り付きのボディソープが多くあるので、気が付きにくい点だと言えます。
手で体を洗うメリットについて!
- お肌にいい
よくお肌は桃に例えられますが、それほどデリケートで傷つきやすいものなので優しくしてあげることが基本となります。
手で体を洗うことによって、摩擦も起こらずキズをつけることもないので、なめらかに肌をいたわることができます。
- 細かいところまでしっかり洗える
ボディタオルでは体全体しか洗えていませんでしたが、手なら耳の後ろや足の指の間までしっかり洗うことが可能です。
こういった部分は洗い残しがあると体臭へと変化しやすい場所なので、手で洗うことでキレイになり臭い対策にもなります。
- ちょっとしたメンテナンスができる
直接体に手を触れるので「最近お腹回りに肉がついてきたかな?」と感じたら、泡がついているその手でそのままマッサージすることでスリムなボディを維持することができます。
体型は自分で見ただけではわかりづらいので、手で触れるからこそわかる特権です。
泡でマッサージすると、お肌に摩擦という負担を与えずに済むので一石二鳥のメリットとなります。
- 優しい気持ちになる
手で自分の体に触れることによって自分自身をいたわる気持ちが生まれてきます。
よく、人に頭を撫でられたり、手を包まれたりすると心が解きほぐされるように、手で洗うことは体に対して癒しになります。
自分を大切にしようと思う心が育まれ、時間をかけて考え方がポジティブになっていきます。
気をつけよう!体を手で洗う時のコツ!
きめ細かい泡を作って、手とお肌の間のクッションのようにすることが手で体を洗う基本となります。
そっとお肌に泡をのせるだけで、体の汚れが浮き上がってキレイになっていきます。
どうしても手で洗うと体臭がするのではと心配になる人は、ボディソープより石けんを使うことをおすすめします。
なぜなら、ボディソープは界面活性剤が入っているので、皮脂を落とし過ぎて過剰に皮脂が出る作用が働いて臭いの原因になるからです。
それに比べて石けんは、アルカリ性なのでお肌で酸化した皮脂を中和して落としてくれる効果が期待できます。
お肌のためにも、ゴシゴシ洗いは避けてコツを掴んで手でなめらかに体を洗うようにしましょう。
まとめ
キレイになるために長風呂をして、体を隅々までボディタオルでゴシゴシ洗っている人は多いのではないでしょうか。
それがご紹介した通り、まったくの逆効果だとわかったので、基本をしっかり抑えて手で体を洗いお肌に負担をかけずキレイになりましょう。