女性にとって入浴やシャワーの時間は特別なもので、美しくなるための場所でもあります。
最近、体を温めるという美容方法が流行っており効果的で簡単にできる方法をご紹介するので、ぜひ入浴やシャワーの際の参考にしてみてください。
最近耳にする「温活」とは?
入浴やシャワーなどで体を温める活動を略した言葉です。
人は体温が1℃上がることによって、代謝が10%~20%アップし、さらに免疫力が30%も上昇、血流も良くなるので健康的に美しくなれるとして今女性の間で実践している人が多くいる美容法のひとつです。
それだけでなくダイエット効果もある優れた方法としても注目を集めています。
温活効果のある入浴法!4選
- 半身浴
温活においては、全身浴は長時間湯船につかるとのぼせてしまうことから、15分程度の半身浴の方が効果的とされています。
半身浴で下半身が温まれば、十分血行が良くなるので、もし上半身が寒いようならホットタオルを肩にのせましょう。
冷たくなったら、タオルを湯船に浸けるだけですぐに温めることができます。
- 温冷浴
全身浴の方が疲れがとれるという方には温冷浴がおすすめです。
湯船に全身浸かって5分経ったら一度湯船から出て、体に冷たい水を洗面器を使ってかけることを繰り返すことで、温まった体に水が触れ皮膚に刺激となり自律神経が活発になるので、心の疲れがほぐれリラックスできるようになります。
- ヒートショックプロテクイン入浴
体が温まることでタンパク質が傷ついた細胞を回復させてくれ、さらに免疫力がアップする効果が期待できる入浴法です。
体温が38度で効果が発揮されるので、湯船の温度を40℃~42℃に設定し10分~20分全身浴をして汗をかきます。
この待っている間にボーっと過ごすのはもったいないので、今は防水のブックケースやお風呂用のブックスタンドがあるので読書を楽しむなど、リラックスするために時間を使いましょう。
- 闇風呂
お風呂の電気を消して入浴することで視覚的情報がいつもより少なくなるため、余計なことを考えずじっくり自分と向き合え、目の疲れも解消することができます。
暗さに慣れるまでは、リラックスできるようラベンダーの香りのアロマキャンドルに火を灯し優しい明るさの中でゆったりとした気分を味わいましょう。
ひとつ注意したいのは、リラックスしてそのまま湯船に浸かり寝てしまうと危険なので闇風呂をする時は、脱衣場にタイマーを設置して入浴を終える時間に音が鳴るようにしておきます。
忙しい時のシャワー温活の方法
- 最初は足湯から
お風呂のイスに座ってシャワーを浴びながら、足はお湯が入っている洗面器につけて足湯をします。
これが面倒な時は、空になっている浴槽に栓をしてシャワーを浴び足元にお湯を溜めることでも同じ効果を得ることができます。
- リンパがあるところに当てる
シャワーからのお湯は強く皮膚に当たる勢いがあるので、湯船に浸かるよりリンパを刺激することができます。
体が温まるリンパが集中している場所は、脇の下、耳の真下、両腕のつけ根、両足のつけ根、両足のひざの後ろとなっているので意識的にシャワーを当てましょう。
長めにシャワーを当てることでだんだんと体が温かくなり、ポカポカした実感がわいてきます。
- 冷たい水も活用する
シャワーの最中に時々ひざ下に冷たい水を少しずつかけながら、いつも通りシャワーを浴びると足元が温まり全身の血行が良くなります。
もし、冷たい水が苦手ならぬるま湯でも十分効果を発揮します。
より効果的な温活のため使うものとは?
女性には冷え性が多いので、今までご紹介した温活よりももっと効果があるものを知りたいという人がいると思いますので、より効果を発揮するものを抑えておきましょう。
- 入浴剤
今、入浴剤には体を温める効果だけでなく、香りでリラックスやリフレッシュできるようなおしゃれで体にいいものがたくさんあります。
温活がより効果的になる入浴剤は炭酸ガスが入っているもので、体がまるでジェットバスに入っているかのように急速に温まることができます。
- 塩・重曹・クエン酸
塩と言ってもどんなものでもいいのではなく、天然の塩に限ります。
入浴する前に湯船に、塩を手に盛ったものを2回分程度入れることで温活効果が増し、今は100円ショップでも取り扱っている重曹やクエン酸も炭酸ガスのように体温が上がりやすくなります。
- みかんやゆずの皮
柑橘類のみかんやゆずの皮は体を温める効果があり、成分に代謝作用を活発にするものが入っているので疲労回復や美肌になることが期待できます。
冬至にゆず湯に入るもの体が温まり、風邪をひかなくなるという意味が込められており温活そのものと言えます。
まとめ
入浴やシャワーの方法を少し変えるだけで、体が健康的になり美しさも手に入る一石二鳥の温活をすることができます。
その日の気分によって色んな方法を試し、気持ちもリフレッシュしながら温活を楽しんでみましょう。