子どもは1人いるけれど、なかなか2人目を授からないと悩んでいるママは多いと思います。
それなら、ペットを飼って一緒に暮らすことで子どもにいい影響を与えてみませんか?
これから、1人っ子とペットの関係性についてご説明するので、ぜひ参考にしてみてください。
子どもにとってペットはどんな存在?
1人っ子のママから見て、一緒に暮らしているペットはどんな存在だと思うか調べてみると50%が子どもの友達、40%が子どもの兄弟や姉妹のようだと答えていることがわかりました。
よくペットは家族だと言いますが、まさにそうで子どもとペットが一緒に育つことで、思い出を分かち合い優しさが生まれていきます。
1人っ子でも、まるで兄弟がいるような感覚で育つことができるので、メリットはいっぱいあります。
ママも嬉しい!1人っ子&ペットのメリット!
- 相手の気持ちを思いやることができるようになる
一般的な1人っ子のイメージは「わがままで自己中心的」というものが定着していますが、それは兄弟がおらず、周りには大人しかいないため何でも自分の思い通りになるからだと言われています。
しかし、ペットがいると自分のおもちゃをペットに渡したり、エサが少なくなっているとママに伝えたり、寒そうだと感じるとタオルをそっとかけたりと自然と思いやりのある行動をとるようになっていきます。
ペットが大好きだからこそ、自分でしてあげられることはしてあげたいという気持ちが生まれそれが、思いやりのある子に成長させていくということです。
一緒にいるお友達の気持ちを察することができる子になれます。
- 責任感が生まれルールが身につく
例え子どもであっても生活する上でルールを守らねばなりません。
それもしつけのひとつなのですが、1人っ子だとついつい甘やかしてしまったり、子ども自身がまだ幼いため真面目に向き合ってくれないケースがあります。
それなら、ペットのしつけのシーンを子どもにも見せることによって、社会的ルールを守る大切さを実感させることができます。
まだ幼いので、大好きなペットがルールを守るなら自分もそうしようと思ってくれるはずです。
また子どもの成長に合わせて、水を取り替えたり、エサを用意したり、ブラッシングしたりとペットの世話をお手伝いさせることで、まるで上の子が下の子の面倒を観るような経験ができます。
それによって、相手の気持ちや痛みを理解することができるようになります。
- とても素直に育つ
ペットはとても感情表現が幅広く、嬉しい時は飛びついてきたり、顔をぺろぺろ舐めてくれたり、悲しんでいるとピタっとくっついてくれたりといつも子どもも心に寄り添ってくれます。
もし、兄弟がいたのなら自分の気持ちを話して分かり合うこともできますが、1人っ子だと自分の中にだけ溜めこんでしまう癖がついてしまいます。
ペットがいると嬉しいことがあったら「やったー!」と笑顔で大騒ぎできるような、自分の気持ちを素直に表現できる子どもに成長していきます。
よく大人だけの環境で育った1人っ子は幼いにも関わらず大人のような言い回しをして、自分の感情を表現するタイプがいますが、子ども同士の中でもそういった発言は嫌われる元となるため、素直に育つ方が断然いいと言えます。
- 泣かなくなる
子どもは自分の思い通りにいかない時に泣くことがあり、ママはとても手を焼いてしまいます。
ペットと一緒に暮らすと、子どもが泣きそうになるとそれを察知してそばにきて子どもを構ってくれます。
そうすると子どもの不機嫌な気持ちが吹き飛んで、気持ちが和らいで泣くことがグッと減っていきます。
ペットは人の感情を読み取ることが上手なので、子どもと一緒に暮らしていると色んなところでサポートをしれくれる存在になります。
子どもにとって、良い気分転換になるのでママも大助かりです。
- ママに余裕が生まれる
子育てをするママは常に子どもと1対1の状態で、ずっと目が離せないというストレスにさらされて、ママ自身も止めることのできないイライラに襲われたりする原因となっています。
ペットがいれば、子どもを優しく見守ってくれるのでまるでお兄ちゃんやお姉ちゃんに任せているような安心感が生まれます。
するとママは少しの時間家事をしたり、自分と向き合ったりと時間に余裕が生まれストレス解消につながっていきます。
子育て中は自分のことがすべて後回しになっているため、少し時間に余裕ができることはママにとっても、子どもにとってもプラスに働きます。
- 命の大切さを知る
ペットにも寿命があり、人間より先に旅だってしまいます。
子ども自身が身近にいたペットの死に触れることによって、悲しみだけでなく命の大切さを体験することができます。
ペットは一緒に暮らしていても癒しを与えてくれまるが、その死を持って子どもに大切なことを学ばせてくれます。
まとめ
まさにペットは家族なので、子どもが1人っ子なら共に暮らすことでプラスになることばかりだとわかりましたね。
子どもの環境を整えてあげるのもママのすべきことなので、より良い状態で育つようご紹介したことを参考にしてみてください。