私達にとって「睡眠」は、生きていく為にとても重要なものであり、睡眠の質を高めるだけで体の状態や精神状態を良くする事が出来ると言われています。
しかし「睡眠」の重要性はわかっているものの、毎日仕事や家事などで忙しく十分な「睡眠」を摂る事が出来ていない人もいるのではないでしょうか?
また、毎日きちんと「睡眠」を摂っているのにも関わらず
・疲れが取れない
・些細な事でストレスを感じる
・気持ちが晴れない
・集中力が続かない
など、体の調子が悪いと感じる人もいると思います。
「睡眠」をきちんと摂る事が出来ていないと、生活習慣病や病気にかかりやすくなるなど体に大きな負担を与える原因になってしまいます。
質のいい「睡眠」を摂る為には、日々の生活の中できちんと「睡眠」を摂る時間を確保することはもちろん、質のいい「睡眠」を摂れる様な環境を整えなければいけません。
そこで今回は『質のいい睡眠に導く寝室の作り方』を皆さんにご紹介します♥
睡眠の効果とは?
生きる為に必要不可欠である「睡眠」は、私達の体にこんな変化をもたらしてくれます。
◎疲労回復効果
私達は、睡眠中に日中使われている脳の細胞を休ませ、全身の新陳代謝を行います。
そうすることにより、体に溜まった疲労を取り除く事が出来ます。
日中フルに使用した脳や体を休ませる事が出来るのは『睡眠中』だけです。
なので、睡眠を摂っても疲れが取れにくい人や、スッキリと目覚める事が出来ない人は質のいい睡眠を摂れていない可能性があります。
◎肥満防止効果
私達は、食欲を抑える働きのある“レプチン”と食欲を増進する働きのある“グレリン”というホルモンが体内でバランスよく分泌され、食事の量を調節する事が出来ています。
この“レプチン”と“グレリン”というホルモンはバランスよく分泌されていれば問題ないのですが“レプチン”の分泌量が減少し“グレリン”の分泌量が増加してしまうと食欲を抑える事が出来なくなってしまい、太りやすい体になります。
なので、充分な睡眠を摂り“レプチン”と“グレリン”をバランスよく分泌させる事が出来れば、食べ過ぎを防止し、太りにくい体を手にする事が出来るでしょう。
◎美容効果
美肌になる為には「睡眠」は欠かせません。
なぜならば、肌が最も活発に生まれ変わるのは睡眠中だと言われているからです。
睡眠中の私達の体内では、成長ホルモンの分泌が活発になります。
成長ホルモンは、成長を促進させるだけでなく細胞の修復や疲労を回復する効果もあります。
なので、睡眠中に成長ホルモンが分泌される事で、新しい肌が生成されやすくなり美肌になれるのです。
質のいい睡眠に導く寝室の作り方
先程ご紹介したように「睡眠」は私達の体にとって最も重要なものです。
なので、質のいい睡眠を摂るように心がけましょう。
ここからは『質のいい睡眠に導く寝室の作り方』をご紹介します。
◎間接照明を置く
質のいい睡眠を摂るには、体をリラックスさせる事が大切です。
私達が普段使用している全体照明は明かりが強すぎる為、中々体をリラックスモードにする事が出来ません。
なので、体をリラックスさせる為に寝る1時間位前から部屋の明かりを暗くしておく必要があります。
寝室の明かりを全体照明から間接照明に変えるだけで、体をリラックス状態に変化させる事が出来るので、寝室の明かりは間接照明に変更しましょう。
間接照明は、暖色系の光がおススメです。
◎寝室は落ち着いた色で揃える
質のいい睡眠を摂るには、寝室に使用する寝具や小物の色も意識しましょう。
色には、感情や気持ちをコントロールする効果があるので、寝室に使用する寝具や家具の色を変更するだけで就寝前に体をリラックス状態に変化させる事が出来ます。
赤や黄色などの刺激的な色は、脳を活発にさせてしまうので、適していません。
寝室に使用する寝具や小物の色はなるべく緑・青・茶などの心を落ち着かせる事が出来る色を使用しましょう。
◎寝室を適切な温度に調整する
質のいい睡眠を摂るには、寝室を適切な温度に調整するようにしましょう。
睡眠中は、体内に溜まった熱を体外に排出しています。
なので、寝る前に体温の変化をサポートすると、より質のいい睡眠を摂る事が出来るのです。
夏場や冬場は外の気温などにより、エアコンを使用する人が多いと思います。
エアコンを使用する時は、夏場:25~26度・冬場:22~23度に設定をしましょう。
寝室の温度をきちんと調整すると、体温の変化をサポートする事が出来るだけでなく、睡眠中に寝苦しくて起きたりする事がなくなります。
それにより、質のいい睡眠を摂る事が出来ます。
まとめ
今回は『質のいい睡眠に導く寝室の作り方』をご紹介しました。
質のいい睡眠は、健康・美容・ダイエットなどに良い効果をもたらす事が出来ます。
また、毎日のパフォーマンスを向上させる事も出来ます。
毎日質のいい睡眠が摂れるように睡眠時間を確保するだけでなく、寝室の環境を見直してみて下さい♡