私たち女性は仕事や家事、そして育児に追われる毎日でストレスが溜まりがちになりますが、それを旦那さんにぶつけていませんか?
奥さんのせいで旦那さんが家で安らぐことができずに、帰宅拒否症候群になってしまうケースが急増しています。
そんな円満な家庭が崩れてしまう帰宅拒否症候群について、しっかり考えていきましょう。
帰宅拒否症候群とは?
あまり聞きなれない言葉ですが、私たちがイメージする「家に帰りたくないから、帰らない」という単純な症状は当てはまりません。
帰宅拒否症候群は、しっかり真面目に仕事をしている人がだんだんと退社時間になっても帰りたい気持ちがわかなくなり、社内にできる限り残って、家ではなく飲み屋さんを1人で飲み歩くという症状が初期のものとなります。
これが進行していくと、ビジネスホテルや公園などに寝泊まりして、最終的に家に帰ることをしなくなっていくという深刻な病気です。
軽いうつ状態とも呼ばれていて、この10年間で患者数は急激に増える傾向にあります。
原因は色々とありますが、奥さんの発言や行動から引き起こされると言われています。
こんな人は要注意!帰宅拒否症候群になりやすい特徴!
- 真面目で仕事一筋な人
- 出世や仕事でいまいち成果が出せていない人
- 奥さんが日頃から不満ばかりを口にしている
- 特にこれといった趣味を持っていない
どこにでも居そうな旦那さん像ですが、こういった特徴がある人が帰宅拒否症候群になりやすいと言われています。
気をつけよう!帰宅拒否症候群の対策!
一家の大黒柱でもあり、旦那さんや父親の一面を持っている人が家に不在になることは家族にとっても良くない環境となるので、帰宅拒否症候群にならないようしっかり対策を抑えておきましょう。
- 朝仕事に送り出す
一見当たりまえだと思われがちですが、多くの奥さんが旦那さんの出勤時に特に何もしないと言います。
結婚して数年が経ちラブラブな甘い時期が通り過ぎたとしても、外で働いてくれる旦那さんをいたわることを忘れてはいけません。
朝は必ず「おはよう」と声をかけて、出勤する時は玄関まで一緒に行って旦那さんの様子を見て「お仕事頑張ってね」「あまり無理しないでね」と気遣ってあげましょう。
奥さんも朝ごはんや身支度で朝は忙しいですが、旦那さんを見送る習慣を身に着けることが、帰宅拒否症候群対策の第一歩となります。
- 仕事関係の不満を口にしない
家計を預かる奥さんとして「もうちょっと収入があると生活が楽になるのに」と感じることがあると思いますが、それを決して旦那さんの前で口にしてはいけません。
旦那さんは一生懸命仕事に取り組んでおり、その成果が少ないと言われればかなり落ち込み傷ついてしまうからです。
そんな嫌悪感がいっぱいになると、奥さんだけでなく家にも居場所がないと感じるようになり、帰宅したくない気持ちがわいてきてしまいます。
他にも、同じような結果を生むのが過剰な役職への昇進で「今度は課長に昇進だね」と押し付けるような物言いをしたり、同期の人と旦那さんを比べる発言など劣等感を感じさせるようなことはNGとなります。
昇進や同僚の出世で焦ったり悔しい気持ちを持っているのは本人なので、その気持ちを刺激してはいけません。
- お小遣いのことは本人に任せる
つい旦那さんのお小遣いの使い方に干渉したくなりますがグッとその気持ちを抑えましょう。
例えば「今日ランチにいくら使ったの?」「コレいくらで買ったの?」といちいち確認をすると旦那さんは些細な出費にまで口出しされて嫌気がさしてしまいます。
もちろん奥さんとして旦那さんのお金の無駄遣いは阻止しなければならないことですが、ちょっとした趣味や好きな物を購入することに対しては寛大でなくてはなりません。
基本的にお小遣いを渡したら、何に使おうと知らんぷりすることが旦那さんへの配慮につながることとなります。
旦那さんが、お小遣いのことで窮屈な思いをしないように注意しましょう。
- 家でのルールを勝手に決めない
よく奥さんにとって旦那さんは手がかかる子どものようになると言いますが、本当に子どものように扱ってはいけません。
例えば「最近太ってきたから、ごはんのおかわり禁止」にしたり、「お金がかかるから家でお酒は飲まないで」と奥さんの気持ちだけでルールを決めてしまうと、旦那さんの負担は計り知れないものとなるので注意が必要です。
太ったことや酒代が高いことが事実だとしても、旦那さんに相談もなしで色んなことを禁止すると返って、隠れて何かを食べたりお酒を飲んだりという行動に走らせてしまいます。
本来は仕事のストレスを解消し癒すことが家での目的であるのに、決められたルールがあり縛られるようになると家に帰ることが嫌になる感情が抑えられなくなっていきます。
まとめ
奥さんとして旦那さんを上手にコントロールすることは必要ですが、人間性を否定するようなことになってしまうと帰宅拒否症候群が引き起こされてしまうことがわかりましたね。
奥さんの使命のひとつである「家庭を守ること」を意識して、旦那さんにとっていつまでも家が癒しの場であるように意識しましょう。