片づけたのにすぐに散らかってしまうことってありますよね。
時間をかけて整理整頓をしても、数日後には元通りになってしまうケースはとても多いです。
そこで時間をかけずに簡単に片づけをするポイントと、すぐに散らかることを防ぐ方法をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
短い時間でパパッと片付けをするポイント!
- 片づける場所を時間によって決める
片づけるとなると、一気にやろうとスペースの広い場所から物をたくさん整理しようとする人が多い傾向にありまが、この方法だと途中で放り出してしまうか、とても時間がかかってしまいます。
まず短い時間で片付けをする時は、自分が動ける時間を考えてから場所を選択する形をとりましょう。
例えば、片付けの時間が5分ならキッチン周りの収納だけを、10分なら本棚にある雑誌の整理だけをします。
他にも短時間なら、玄関の靴だけやテーブルの上だけなど細かく分類することができます。
また、長い時間動ける場合は1時間ならタンスの衣類、3時間確保できるなら部屋全体の片付けを実践できるので、目安にしてみてください。
動ける時間と片づける場所がベストになると時短で整理整頓が可能になります。
- 決断と共にグレーも選択肢に入れる
片づける場所が決まったら、とりあえずある物すべてを1回出してみましょう。
そして、要るものとも要らないものに分別をしていきますが、使わないけど捨てるにはもったいないと悩んで時間がかかってしまうことがあります。
そんな時の解決策としてグレーを選択肢に入れ、捨てるか迷った場合は後で判断することにし、分別をどんどん進めていってください。
白と黒だけでなくグレーを作ることによって効率がグッと良くなります。
ここでグレーになったものは一旦箱などに収納し、時間がある時にとっておくか捨てるかを少しずつ決めていくようにしましょう。
目安としては、衣類などは1年以上、日用品は半年以上使っていないものは捨てることをおすすめします。
- 片づけたら使いやすくなったかチェックする
整理整頓し片付いて新しい配置や収納となるので、実際に生活してみて使いやすいかをチェックしていきます。
確認する期間は10日程度で「ここは取り出しにくい」「思ったより収納スペースが狭い」などの改善点が見つかります。
この時自分の感想だけでなく一緒に住んでいる人がいるのなら、家族にも意見を求めてみましょう。
あとは、使ったものを片づける動線が複雑になっていないか、実際にものを使う時にどう感じるかも確認してみます。
この10日間はお試し期間と考えて、また違った収納や配置を考えることも必要となります。
より生活しやすくなると、自然と整理整頓ができるようになっていくからです。
- 収納グッズを活用する
10日間のお試し期間が過ぎて、収納は配置が確実に決まったらここで収納グッズを購入しましょう。
この前に買ってしまうと使いにくい収納グッズがお蔵入りしてしまう可能性があるため、タイミングとしてはこの時期がふさわしいと言えます。
まず、収納グッズを購入する時はしっかりサイズの寸法を測り、その場所に合った色を選ぶようにします。
今、収納グッズは100円ショップでも扱っており、種類も豊富で人気があるので行ってみてその便利さをチェックすることをおすすめします。
単純なボックスだけでなく、仕切りや網になっている収納グッズもそろっているのでより使いやすくするため最適なものを選びましょう。
収納グッズを使い始める時は、どこに何があるかわからなくなってしまうので、ここには何があるかとメモ書きをしっかり貼っておくと、もののある場所がハッキリします。
大変!どうしてもすぐに散らかってしまう時は?
ご紹介した時短片づけのコツを実践しても、またすぐに散らかってしまった場合の対処法があるので頭に入れておきましょう。
まず、メモ帳を用意して具体的に散らかった状態を書き出していきます。
例えば「本棚の雑誌が散らかっている」を具体化して「今週買った雑誌が本棚に入れづらい」とメモするとやるべきことが浮かんできて、本棚にある古い雑誌を他の場所に移動して今週買った雑誌を本棚に入れるという対処法がすぐにイメージできます。
一見散らかってしまうことは悪いことのように考えがちですが、このように対処法が浮き彫りとなるので、だんだんと散らかる場所が少なくなっていきます。
散らかってしまったのは自分が、整理整頓が苦手だからとマイナスに考えず、また新しい改善点が見つかって良かったと軽い気持ちで受け止めることにしましょう。
まとめ
具体的な時短の片づけ方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
片づける場所を特定することで、簡単に整理整頓が進んでいくことがわかりましたね。
難関だったものを捨てるという選択もグレーがあることで、時間を短縮することが可能になるので、ぜひ片付けの際には実践してみてください。
忙しい日々を有効に使うためにも片付けは短い時間で済ませましょう。