ファッションに取り入れると一気に華やかになるアクセサリーは女性にとって欠かせないアイテムです。
そこで、自分好みのアクセサリーを簡単に作る方法をご紹介するので、どんな服装にも合うオリジナルのアクセサリーでもっとファッションを楽しみましょう。
昔流行っていたプラバンが返ってきた!
1990年代頃に、小学生の間で流行ったプラバンが今大人の女性の中で大人気になっています。
透明なプラスチック板に絵を描いて、トースターで熱し縮ませ加工する方法はそのままに昔より色取り鮮やかになり、手作りアクセサリーとして活躍するアイテムになっています。
プラバンでアクセサリーを作る方法
- 材料を準備します
プラバン(100円~500円、100円ショップでも扱っています)・目の細かいやすり・はさみ・色付けするもの(アクリル絵の具や油性の色ペン・色鉛筆など)・ウエットティッシュ・トップコート・接着剤・アルミホイル・トースター・必要な場合にはアクセサリーの金具を用意します。
- プラバンにやすりをかける
使う分だけのプラバンをはさみでカットし、表をやすりで擦って白くなったらウエットティッシュで粉をよく拭き取ります。
この工程は発色を良くするためのものなので、アクリル絵の具や油性の色ペンなど色がはっきり出るアイテムを使うのなら省いてもOKです。
- 紙にデザイン画を描く
具体的にどのようなアクセサリーを作るか、まず紙にデザインを描きます。
色付けのポイントは、アクセサリーは淡い色の方が可愛い仕上がりになるので、ぼかしたり配色をグラデーションにしたり工夫するとベストです。
トースターで加熱すると1/4程度縮むので大きめに描きましょう。
- プラバンになぞる
やすりをかけた面を上にして、デザイン画に重ね丁寧に時間をかけながら、なぞって描いていきます。
- プラバンをカットする
プラバンが描けたら、割れやすいのでカットする時は少しずつはさみを入れます。
好みによってデザインギリギリでカットしたり、わざと余裕をもたせる演出をするなど、おしゃれにアレンジすることができます。
- 色を確認する
アクリル絵の具や油性の色ペンの場合は、見た目ですぐに発色具合がわかりますが色鉛筆は薄く見た目に色がきちんとついているかわかりにくいのでしっかり確認しましょう。
薄くてもトースターで加熱することによってしっかり色が出てきます。
この時、ピアスなど穴を開ける必要があるアクセサリーなら、このタイミングで穴を開けておきましょう。
- トースターを用意する
トースターにはシワシワにしたアルミホイルをしっかり敷いて、プラバンが均一に縮むよう温度差が生まれないよう温度を160℃~200℃程度に維持します。
- 加熱する
加熱時間は買ったプラバンによって違うのでよく表示を確認します。
ある程度縮んだら取り出さないと、熱し過ぎると燃えてしまうので注意しましょう。
- プラバンを平らにする
タイミング良く取り出して、少し冷めたら分厚い本(電話帳ぐらい)に挟んで平らにします。
この時に挟む場所にアルミホイルを一緒に入れることで、本の文字写りを防ぐことができます。
- トップコートで仕上げ
しっかり固まったら、マニキュアに使うトップコートを塗ることで色が剥げることを防ぎ頑丈な作りに仕上げてできあがりです。
金具が必要なものは最後のこのタイミングで装着します。
なかなか作れない!プラバンで作る指輪にチャレンジ
- 材料を準備します。
指輪のデザインを描いた細長いプラバン・ドライヤー・自分の指と同じ太さの棒・耐熱皿を用意します。
- 耐熱皿にドライヤーを
細長いプラバンを耐熱皿に置いて、指と同じ太さの棒を当てながらドライヤーを上から吹きかけていきます。
- プラバンを巻いていく
プラバンの端を中心にドライヤーの熱を当てていくと少しずつクルっと巻くように形が変わってくるので棒に巻き付けていきます。
- 自分でも巻く
ドライヤーの熱だけでは、巻きが甘いのである程度縮んだら、柔らかいうちに自分で棒にきつく巻きます。
- 形をつける
好みの指輪の形になったら、さらに全体的にドライヤーを当てます。
- 指で押さえて仕上げ
棒とプラバンをしっかり指で押さえて形を整えてできあがりです。
今のプラバンは使えるアイテムが豊富!
昔も今も流行っているプラバンの主流はご紹介してきた透明のものですが、今新しく白いプラバンが100円ショップで白板プラバンという名前で扱われています。
白いプラバンは、デザインや色が透明のものよりハッキリ表れるのでアクセサリー作りに向いており、そのまま絵を描くだけでも十分おしゃれになります。
さらに色付けに使うアイテムも増えており、ラメ入りのマニキュアで幻想的な宇宙を思わせるよういな演出ができたり、マスキングテープやフェルトで可愛いデザインをそのままアクセサリーにすることができます。
まとめ
昔から馴染みのあるプラバンでオリジナルのアクセサリーを上手に作ってみましょう。
今流行りのハンドメイドもアクセサリーの多くがプラバンを使用しており、オリジナル商品を作って作家デビューするのもいいかもしれません。