女性に多い悩みである冷え性や便秘にハーブティーが効くとよく耳にしますよね。
ハーブティーと聞いても、種類がたくさんありどれが自分に合うのかわかりづらいので、これからハーブティーについて詳しく迫っていきたいと思います。
ハーブティーと紅茶は違うもの?
多くの人がハーブティーは紅茶を意味するティーがついているため、ハーブティーは紅茶の一種だと思っています。
実はハーブティーと紅茶はまるで別物だということがわかりました。
まず区別するには、原料に茶葉を使っているかどうかがポイントとなり、ハーブティーは茶葉ではなく乾燥させたハーブを使っており、お茶のように煮出して作ります。
特徴としては紅茶にはカフェインが入っていますが、ハーブティーは入っていないため健康的にキレイになれると評判になっています。
注目!代表的なハーブティーの効果!
ここでは代表的なハーブティーについてご紹介します。
- ペパーミント
心を落ち着かせて、不眠にも効果を発揮します。
食べ過ぎた時の消化を促進し胃への影響を最小限に抑え、他にも蒸気を吸うことによって呼吸器系のトラブルを避ける効果も期待できます。
- レモンバーム
憂鬱な気持ちを前向きに変えて、緊張などからくる胃腸の乱れを整えてくれます。
また抗菌殺菌作用があるため体内をデトックスし、女性特有の悩みである生理不順を改善する効果もあります。
- ラベンダー
イライラを抑える効果があり、心をリラックスさせてくれます。
他にも頭痛や生理痛などを抑えてくれると言われています。
- カモミール
ヨーロッパでは昔から不眠症の改善や神経痛に効くと入れて親しまれています。
普段から溜まっているストレスも和らげ、胃腸の調子を整え、吐き気やストレス性の下痢にも効果的です。
- シナモン
お腹の調子を良くし、消化もサポートします。
また、毛細血管を強くする効果があるためシミやシワたるみを予防できると言われています。
- ラズベリー
出産を楽にすると言われており、出産が近づいたら定期的に飲むようにするといいでしょう。
出産後も子宮の収縮に効果を発揮するため、ラズベリーを取り入れると体力の回復が早くなると言われています。
- ローズピップ
栄養面で優れており、オレンジの20倍の栄養があり、ビタミンC・ビタミンA・ビタミンB・ビタミンEが豊富に含まれています。
便秘解消や疲れに効果があります。
- ハイビスカス
ビタミンCとカリウム・クエン酸・リンゴ酸が便秘や肌荒れに効果を発揮すると言われています。
どれがいい?自分に合ったハーブティーの選び方!
- 味から選ぶ
・爽やか
レモングラス・レモンバーム・レモンバーベナ・ペパーミント・アップルミント・レモンミントなど。
・酸っぱい
ローズヒップ・ハイビスカスなど。
・香ばしい
ダンディライオン・マテ・ルイボスなど。
・草のにおい
ラズベリーリーフ・セージ・パッションフラワー・スギナ・グリーンルイボスなど。
- 飲むタイミングで選ぶ
・朝起きた時(目覚めが良くなる)
ローズマリー・ペパーミント・レモングラス・レモンピール・オレンジピールなど。
・お昼のランチの時(元気が出る)
ハイボス・マテ・マルベリー・ローズマリー・ペパーミント・ネトル・ジンジャー・ローズピップ・ハイビスカスなど。
・外でアクティブに動く時(抗酸化作用が高くなる)
ローズヒップ・ハイボス・ハイビスカス・マテ・ネトルなど。
・食事の前後(消化をサポート)
ジャーマンカモミール・ネロリ・レモンバーベナ・セントジョーンズワート・パッションフラワー・エルダーフラワーなど。
1つの効果だけでなくいくつかの効果を期待したいのなら、ご紹介したハーブティーの中に効果がたくさん期待できるものがあるのでしっかり確認して選びましょう。
最近のハーブティーは1つだけの成分ではなく、いくつか合わさったものが販売されているので購入する時はよく表示を見て自分に合ったものを選びましょう。
身に着けよう!美味しいハーブティーの作り方!
①食器を温める
ティーポットとカップにお湯を入れて温めます。
②ハーブティーをいれる
ティーポットのお湯を捨てて、カップ1杯に対して大さじ1杯分のドライハーブを用意します。
ハーブティーがもしフレッシュハーブなら、2倍の量を用意しましょう。
また実が入っている場合には、ここで少しつぶします。
③お湯で蒸らす
沸騰させたお湯をティーポットに入れて、フタをして2分~3分蒸らしましょう。
④できあがり
カップにお湯を注いで、できあがりです。
ハーブティーの成分によって多少違いがありますが、基本的に紅茶の作り方と同じだと考えてください。
まとめ
ハーブティーは私たちの身近な存在ですが、詳しいことは知らなかったという人が多いのではないでしょうか。
ハーブティーは種類も豊富にあり、それによって得られる効果も違ってくるので、自分の体調やライフスタイルに合ったものを選ぶとよいサポート役になってくれます。
ご紹介したハーブティーの特徴を参考に、うまく取り入れてください。