今、体をしっかり温める「温活」が女性の間で常識になりつつあります。
冷え性は特に女性に多い傾向にあり、体にもいいことはありません。
そこで、冷え性の原因をしっかりおさえて、温活グッズでしっかり体を温めましょう。
女性の冷え性が深刻化している!
自分の平均体温をきちんと把握していますか?
一般的に体温は36℃程度とされていますが、今はその体温が低くなり平均でも35℃という女性が多くなっています。
それは職場でクーラーが効きすぎていたり、お風呂ではなく手軽にシャワーですませてしまう生活習慣が影響しているとも言われています。
体温が36℃の人は一見大丈夫そうに見えますが、手や足の先が冷えていると冷え性の部類に入ります。
そうなると体の代謝も悪くなり、体だけでなく内臓までも冷えてしまいます。
そもそも女性の冷え性の原因は?
- 女性ホルモンの影響
月に1度女性には生理が訪れ、一時的ではありますが体内の血液が減り、赤血球が作られなくなり本来運ばれるはずの酸素の量も少なくなってしまいます。
そのため体はエネルギー不足となり、体がどんどん冷えていってしまいます。
- 長時間動かない
仕事上デスクワークや立ちっぱなしなど同じ姿勢でいることが多いと冷え性になってしまいます。
原因としてはずっと動かないと血行が悪くなり、リンパの流れも遅くなることが挙げられます。
こういった場合の冷え性は肩こりなどの原因のひとつになることもあります。
- ダイエットのやり過ぎ
女性は体型が一般的でも「私は太っている」「モデルさんのように細くなりたい」と強く思っている傾向にあります。
本当はダイエットの必要がない女性も痩せようとしているため、偏った食事によって栄養バランスが崩れていってしまいます。
その結果、貧血気味になり体が冷えやすい体質となります。
- 薄着が多い
おしゃれ好きな女性は寒さよりもファッション性を重視しているので、例え寒いと感じていても体を露出するケースがあります。
例えば、肩やお腹、足などの露出が多く体が冷えていきどんどん冷え性が加速してしまいます。
試してみて!おすすめ温活グッズ!
- 靴下の重ね履き
私たちの足の裏は体温調節の役目を果たしており、内臓ともつながっている大切な部分となります。
すなわち足を温めることは体全体だけでなく、内臓までも温めることにつながるということです。
靴下の重ね履きはやり方を間違えると足首を圧迫し、逆に血行が悪くなってしまうのでしっかりとポイントを抑えてください。
まず、シルクの5本指靴下を履いて、2枚目はコットンの5本指靴下を履き、3枚目にはシルクの普通の靴下を履いて、最後の4枚目にはコットンの普通の靴下を履きます。
最初に5本指靴下を履く理由としては、足の裏は1日コップ1杯分の汗をかくので吸収性を上げることと、足の指から出る老廃物をキャッチし、隙間があるので通気性を良くするためです。
仕上げにルームシューズを履くことをおすすめします。
- ネックウォーマーをする
外出時はマフラーやスヌードをして、おしゃれをしながら首を寒さからしっかり守っていますよね。
しかし、室内では首回りに何もつけていない人が多いのではないでしょうか?
首元を温めると、体全体が温まり体の血行も良くなっていき、首の近くにある副交感神経が温まることで活発化し、冷えを解消します。
他にもリラックス効果や疲労回復も期待できるので、仕事の休憩時間や体をしっかり休ませたい時、寝る前にネックウォーマーをすることをおすすめします。
- ブランケットをかける
季節を問わず今は職場などがいつも寒い状態にあることが多いです。
そのためブランケットも夏用のものがあるほど、温活には欠かせないグッズとなります。
他にも腰に巻いてスカートのようになったり、ボレロのような着ぐるみになるタイプもあり家だけでなく職場でも堂々と使えるメリットがあります。
ブランケットをかけるだけで、足のつけ根から足全体を包むようになるため血行が良くなり温まります。
- しょうがパウダーを使う
しょうがと言えば、体を温める食べ物として知られていますよね。
今はパウダー状のものがあり、食べ物や飲み物にお好みでかけることができ、手足の冷えが解消し血の巡りが良くなると言われています。
寒い日の朝にお湯にしょうがパウダーをかけて飲むと、すぐに起きあがりやすくなり頭の回転も良くなるので、仕事や学校がある日におすすめの取り入れ方となります。
しょうがパウダーにレモンを加えると相性が良くさらに温まる効果が期待できます。
もし、しょうがパウダーがない時はしょうがをすって代用することも可能です。
まとめ
冷え性の原因をおさらいすると心当たりがある女性にありがちなことばかりでしたね。
温活グッズも単純に使うのではく、ちょっとしたポイントがあるのでしっかり頭に入れて実践してみてください。
体をしっかり温めて健康的に過ごすようにしましょう。