気が付くと唇がカサカサになっていてメイクをする時、口紅をどう塗っていいのか迷ったりもしますよね。
唇はデリケートなので季節を問わず荒れることは悩みのタネとなります。
そんな唇荒れの原因とケア方法をご紹介するので、カサカサ唇とサヨナラしましょう。
気になる!唇が荒れやすい理由は?
唇は気が付くと荒れていることが多いとてもデリケートな部分です。
唇の特徴としてまずは、他の皮膚などよりも角質層が薄く、汗腺や皮脂腺もほとんどなくそれによって皮脂膜が作られないことが挙げられます。
それに比べて皮膚は角質層がしっかりしており、水分を維持しながら紫外線から皮膚を守る働きをしています。
その薄さは0.02mmと言われており、唇はそれよりも薄いと考えると弱い部分だとわかると思います。
水分や油分を維持するもの難しく、汗腺がないため皮脂膜ができずコーティング作用がなく荒れやすくなってしまうのです。
また、口呼吸をする度に空気が唇に触れるのでそれによって唇が乾燥し荒れるケースもあります。
知っておこう!唇荒れの原因!
- 唇をなめる
唇がカサカサになっていると、つい気になって唇をなめてしまうことってありますよね。
無意識にしているので、しっかり自分で意識してなめないようにしましょう。
中には唇をなめることが癖になってしまっている人もいますが、なめないように気をつけてください。
なめたことによって唇についた唾液は、唇が乾く時に一緒に水分も奪ってしまい荒れの原因となります。
- 口紅を落とせていない
メイクで唇に口紅やグロスを塗ることがありますが、しっかり落とさないと油脂が残って唇荒れの原因となってしまいます。
また、口紅などは成分自体が唇と合わないケースもあるため荒れるようなら口紅を変える必要もあります。
特に透明のリップは、目で見てしっかり落ちたか確認しづらい面があるので気をつけてください。
顔のように唇にもしっかりとしたクレンジングが必要です。
- ライフスタイルの乱れ
食生活の乱れや睡眠不足、体調の崩れや風邪が影響する場合もあります。
特にビタミン不足は唇荒れの原因となりやすく、ビタミンBとビタミンCを多くとる必要があります。
唇荒れに効果的なビタミンCは、キウイ、レモン、いちごなどから、ビタミンB2はレバー、うなぎ、納豆、卵から摂取してみてください。
栄養が十分補いきれない場合は、手軽なサプリを使うことをおすすめします。
- 歯磨き粉が合わない
歯磨きをすると自然に唇にも歯磨き粉がつきますよね。
歯磨き粉には合成界面活性剤が含まれており、それがデリケートな唇を刺激し荒れにつながることがあります。
今はたくさんの種類の歯磨き粉があるので、成分に合成界面活性剤が入っていないものを選びましょう。
- リップクリームに頼り過ぎ
唇荒れになったらまずリップクリームを塗るケアをする人が多いと思います。
ケアに効果的なのですが、塗る期間に問題があります。
なかなか治らないからとずっとリップクリームを塗り続けていると、唇がリップクリームに頼るようになり治癒力がグッと下がってしまうことがわかりました。
リップクリームは長く塗って、治らないようなら病院へ行く選択をするといいでしょう。
覚えよう!唇荒れのケア方法!
- リップクリームでマッサージをする
先ほどもご紹介しましたが、リップクリームは長期間使わないことに気をつければとても有効なケア方法です。
リップクリームを唇にしっかりなじませてから、指で円を描くように唇をマッサージしましょう。
仕上げに唇の縦シワに合わせて縦に塗って、有効な成分がしっかり浸透するようにします。
塗るタイミングとしては、お風呂上り、寝る前、朝の3回程度がベストとなり、塗り過ぎては逆効果になり唇がターンオーバーできなくなってしまうので気をつけてください。
- ワセリンを塗る
唇だけでなくその周りも荒れている時におすすめで、無添加香料で保湿力も高く、唇への刺激がとても少ない傾向にあります。
唇と荒れている周りに一緒に塗ることができます。
コツとしては、指の腹でまず上唇を丁寧にマッサージして、中心から下唇へと移動していきます。
よくなじませることによって効果を発揮するので、しっかり塗りましょう。
- はちみつやココナッツオイルでパックする
はちみつは、殺菌作用や消炎作用があるため唇の荒れに最適で、塗ることによって唇の水分維持やピーリングにも効果的です。
唇に薄く塗ってラップで覆い5分程度置いてパックします。
ココナッツオイルは、さっぱりしておりべたつかず浸透力に優れています。
同じように唇に塗ってラップをし、20分間パックで最後にはティッシュでココナッツオイルを拭き取りましょう。
まとめ
カサカサ唇はとてもデリケートで、ライフスタイルの乱れなど小さなことでも起こりやすいとわかりましたね。
ご紹介したケア方法はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ実践し艶やかな唇を維持してください。