「みんなと仲良くしましょう」と小さい頃教わりましたが、実際はそうはいきませんよね。
人はそれぞれ違った考え方を持っているので、どうしても自分とは合わない人が出てくるのは当然と言えます。
そこで、ストレスの原因にもなる自分と合わない人とうまく付き合う方法をご紹介していきます。
そもそも自分と合わないと感じる人とは?
自分が苦手だと感じている人にどんな違和感を抱いているか思い出してみましょう。
- 話がまったく合わない
- 一緒にいることがとても苦痛
- 気持ちをうまく共有することができない
- 考え方や意見が真逆
- 相手の言葉や行動にイライラを感じる
挙げたようなことを感じているのなら、それはストレスや悩みの原因となる自分と合わない人だと言えるでしょう。
自分と合わない人との上手な付き合い方!
- 会わないことは当たり前だと考える
世の中には色々な人がいるので、まず自分の価値観と合う人の方が少ないと考えることからはじめてみましょう。
価値観はその人が育ってきた環境や今までのプロセスなどからできあがったものなので、まったく同じ考え方が備わる方が不思議だと言えるでしょう。
自分と合う人とは吸い込まれるように近づいて楽しい時間を過ごせますが、合わない人とは直感ですぐに違和感を抱くと言います。
将来一生を共にする可能性がある恋愛において合うことは重要視すべきですが、普通の人としてのお付き合いをする上では合わない人ともつながる必要があるので、考え方を柔軟にしてみてください。
- 合わないと決めたのは自分だと自覚する
自分と合わないと感じている理由は、例えば職場で会って挨拶してもいつも不愛想など嫌な気持ちを抱いた経験からきていませんか?
「この人感じが悪いな」と思ってしまうと一気に相手に嫌なイメージしかわかなくなり、合わないと判断してしまうと言います。
そう考えると相手の人は意外とあなたのことを悪く思っていない可能性も十分考えられます。
そうなると結局合わないと決めたのは自分自身で、勝手なイメージだけであるとも言えますよね。
こうして、合わない人を自分から作り出していることがあるので自分の判断を見直す必要があるでしょう。
- 相手のいいところを探す
「この人苦手だな」「合わないな」と感じること自体がストレスや悩みの原因となることはわかっているので、あえて逆に嫌なイメージの中から相手のいいところを探してみましょう。
「感じが悪いかと思っていたら話すと意外と笑う」「自分に冷たいと思っていたけどしっかりフォローもしてくれる」などイメージ以上にいいところを発見できるはずです。
いいところを見つけるためには相手に近づいてコミュニケーションをとる必要があるので、自分が持っている先入観を捨ててみてください。
普段の生活でも「いつも自分の仕事のやり方を注意してくる」と思っているのなら「仕事への改善点を教えてくれた」と思えばすぐに合わない人ではなくなるのです。
- 合わないこと自体を楽しむ
例えば、同僚の仕事が遅いと「まだなの?早くして」とイライラしがちですが、ここで感情の波を起こさずに「正確にこなすためにも時間をじっくり使っているんだ」と思えば新しい考え方に気が付いたことになります。
きっと相手はこう思っているのだろうと想像することで、自分とは合わない違いを嫌うのではなく上手く自分流に変換して取り入れてみてください。
「仕事に早さを求めすぎていたので、時間に余裕を持つようにしよう」と考えるようになるだけで仕事が楽しくなる可能性があります。
合わないことを欠点や嫌う材料にするのではなく、自分の新しい面として取り入れることをおすすめします。
- 自分の行動を見直す
人は自分とは合わないと感じた人とは自然と距離をとっていくものです。
心の中で「会いたくない」「なるべく話したくない」と考えているので、例えば伝えるべきことがあっても電話ではなくメモ帳で伝言を残す形にしていることが多いと言われています。
自分では何気ないつもりでも、こうしたちょっとしたことで相手は「あの人は私のことが嫌いなんだ」と感じ取ることがあるとも言われており、自然とお互いがけん制し合うケースに発展してしまいます。
態度に出たり、顔に出たりとお互い嫌い合うとコミュニケーションが上手く取れず負のスパイラルに陥ってしまいます。
お互いの存在がストレスになるようでは困るので、合わない人に対して避けることなくあえて普通に接することを心がけるだけで相手も嫌ってくる可能性はグッと減ってくるはずです。
距離を置くのは最終手段にしよう!
色々考えたり悩んだりして対処してもどうしても合わず悩みのタネとなる場合は、最終手段として相手と距離を置くことも選択肢のひとつとなります。
あえて近づこうとせず自然にフェードアウトしていくことがベストだというケースもあるので決して無理はしないでください。
まとめ
自分と合わない人との付き合い方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
いきなり避けたり嫌ったりするのではなく、自分が変わることで改善できないか探ってみてください。