妊活ってどんなことをするの?気になる不妊治療の費用は…

今、妊活という言葉をよく聞きますが実際にどんなことをするかまで把握できていない女性はとても多いです。

気になる費用や男性の妊娠への関心まで、女性なら誰もが自分の問題になる可能性がある妊活についてここでしっかり勉強しておきましょう。

妊娠のタイミングを知らない男性が多い

男性は、自分が妊娠し身ごもるわけではないので妊娠への知識が浅いのはわかりますが、男性の協力なくして妊娠はできません。

なんと、妊娠のベストタイミングが排卵日の2日前~排卵日前日だと知らない男性が65%にも上り、多くが排卵日当日に性交渉すると妊娠すると信じ切っているというから驚きです。

そういう考えから、排卵日以外は避妊しなくても妊娠しないと間違った認識の男性も多く望まない妊娠をする女性が増え続けています。

不妊についての男性の関心は低い

女性が歳を重ねると妊娠する確率が少なくなることは知っていても、男性自身自分にも不妊の原因要素があると思っていないことが多く、不妊治療に協力的ではないと言われています。

しかし、不妊原因の半分は女性ではなく男性に問題があるので、子どもを授かるには男性の協力は絶対に必要となります。男性も精子が老化していくという認識が甘い傾向にあります。

気になる不妊治療と費用について

不妊と呼ばれるのは、避妊せず性交渉を続けても1年以上妊娠しない場合を言います。どんな治療をどれくらいの費用をかけて受けるのか学んでいきましょう。

  • タイミング法

妊活がスタートすると即治療というイメージがありますが、最初はタイミング法と言って妊娠しやすい時期に合わせて性交渉をし、自然妊娠を目指します。

女性は毎朝起きる前に基礎体温を測り、排卵日を把握していきます。産婦人科では、経膣超音波検査を行って卵巣内の卵子が入っている袋を測定し、2ミリ以上になると排卵するので、より確実な排卵日を知ることができます。

他にも、おりものや尿を検査して、排卵ホルモンを調べることで非卵日を知ることも可能です。タイミング法なら、夫婦で協力し奥さんだけに負担がかかることは少なくて済みます。

  • 排卵誘発法

タイミング法を1年以上続けても妊娠に至らなかった場合に、この方法へと移り変わっていきます。この治療法は、排卵がない時や卵子の状態が良くない時に卵胞の発育と排卵を促進させる飲み薬や注射を打つことをします。

基本的には毎日産婦人科へ通院し注射を打ってもらいますが、病院によっては皮下注射なので患者さんである奥さん自身が注射を打つこともあり、女性にとってかなりの痛みを伴う治療です。

この排卵誘発法の注射は1回に400円~1500円の費用がかかり、少額に感じますが毎日効果があるまで続けると考えると安い価格ではありません。

  • 人工授精

最近になり人工授精で妊娠するとう話を聞くものの、具体的に人工授精でどんなことを行うのかわからない女性も多いのでしっかり抑えておきましょう。

採取した精液から、運動している成熟した精子を選び排卵日に女性の子宮内に細いチューブで注入をします。

この方法を知るだけで、女性なら誰もが辛い治療になると感じると思いますがこの子宮内にチューブを注入する治療を7回以上経験した女性の80%が妊娠する確率があると言われており、かなりの回数人工授精の治療を受けなければならない現状を実感できると思います。

1回の人工授精で1万円~3万円の費用がかかり、とても1回で妊娠する確率は少ないので人工授精を数回するだけでも大きな額が必要となります。

  • 体外受精

女性の子宮から卵子を取り出し、精子との授精を体外で行いいくつかの受精卵を作り元気なものを子宮へ返し妊娠する方法です。1回卵子を取る場合、1週間前から排卵誘発剤を使い10個程度卵子を用意します。

この子宮から卵子を取り出す痛みは相当なものがあり、女性にとって精神的苦痛を伴います。

体外受精は保険適用外なので、1回の採取で20万円~50万円の費用がかかり、ちゃんとした受精卵ができるもわからず、子宮に戻しても妊娠できないこともあるのでかなりリスクもある治療法だと言えます。

  • 顕微授精

体外受精で妊娠しない場合に行われる治療で、特に男性の精子に問題がある場合に行う治療です。顕微鏡で、卵子に直接精子を注入し受精卵を作り上げる治療で、体外受精と同じで卵子を取り出すので女性への負担はかなり大きい治療です。

顕微授精は1回に30万円~50万円、産婦人科によってはなんと100万円もの費用がかかる場合があり、顕微授精までにもさまざまな治療で費用がかかっているので相当なお金を使うことになります。

まとめ

まだ結婚をしていなくても女性なら、自分が治療する立場になる可能性は十分にあるので妊活はどんな治療か把握することが大切です。

住んでいる区市町村によっては費用を負担してくれるところもあるので、妊活をスタートさせる時は調べてみましょう。

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