夏の暑さも本格的になってきたので、夜寝る時も冷房が必要になってきた人も多いと思います。
外に出かけると、うだるような暑さがあり、逆に電車の中や室内は汗がサッと引くほど冷房が効いていたりと、室内外の温度差に身体がついていけなくなっていませんか?
また、暑いからといって、冷たい飲み物や食べ物をたくさん食べていませんか?
「毎年夏になると体調が悪いかも・・・」
なんて人は危険信号です!
外側からも内側からも身体が冷えてしまい、あなたの身体は“夏冷え状態”になっているかもしれません!
そのままにしておくと、身体がむくみやすくなったり、生理不順や隠れ冷え性になってしまう危険性もあります。
室内にいる時や1日の終わりに少しケアをするだけの夏冷え対策がもちろんあります!
今回は、『セルフメディケーションで夏冷えから体を守る方法』をご紹介します。
あなたの夏冷え度チェック
さっそくですが、あなたが夏冷えをしているのかチェックしてみましょう!
✔日中は冷房の効いた室内でデスクワークをしている
✔寝る時は冷房が必須である
✔就寝時間・起床時間が規則的ではない
✔冷たい飲み物や食べ物をつい食べてしまう
✔肌が露出している服装が多い
✔夏場は湯船に浸からずシャワーのみ
✔運動不足である
さぁ、いくつ当てはまりましたか?
4個以上当てはまった人は、夏冷えしている可能性大!
身体が悲鳴を上げています。
夏冷えが起きる原因と身体に起きる症状
まずは、夏冷えになる原因と身体に起きる症状についてご説明します。
チェック項目の数が少なかった人も、予備軍の可能性がありますので、しっかりチェックしておきましょう!
■夏冷えになる原因
“夏冷え”の1番の原因は、冷房の効きすぎです。
冷房の効いた場所にいると「ちょっと肌寒いな」と感じることが多々あると思います。
この状態が長時間、続いてしまうと私たちの身体はとてもストレスを感じてしまいます。
血流が悪化し、身体が常に冷えている状態が続いてしまい、次第に自律神経がダメージを受け、体温調節が上手く出来なくなってしまうのです。
いわゆるこれが、冷房病という状態です。
健康的な人であれば、全身が温まることで発汗をしますが、体温調節がうまくできなくなってしまっている冷房病の人は、汗をかきにくくなってしまいます。
また、冷房がある場所とうだるような暑さの外との間を繰り返し出入りすることにより、自律神経が混乱し始め、血流の悪化だけではなく、胃腸の働きやホルモンバランスも崩れしまいます。
■身体が起きる症状
夏冷えによる症状は、多数ありますが代表的なものをご紹介します。
・食欲不振
・疲労感・むくみ
・便秘、下痢
・肌荒れ
・生理痛・生理不順
夏になると心当たりがある症状がある人もいるのではないでしょうか?
女性の身体は繊細に物事をキャッチしてくれます。
良いことでもありますが、身体の声を聞いて、しっかり労わってあげましょう。
夏冷え撃退セルフメディケーション
いくら冷房の効いた場所が身体に悪いからと言って、冷房なくしては夏を乗り切れませんし、オフィスや公共の施設の冷房から逃れることはできません。
室内にいる時や1日の終わりに少しケアをしてあげるだけで、上手に冷房と付き合えるようになるセルフメディケーションの方法をご紹介します!
★温度に気を付ける
自宅で冷房をつける時は、25度~28度、外の気温と5度以内が理想的とされています。
オフィスや公共の施設にいる時は、温度設定をできないので靴下・ひざ掛けで下半身を防寒しましょう!
カーディガンや薄手のストールを常に持っていると、とても役に立ちますよ♪
★軽い運動をする
女性に冷え性が多い理由は、筋肉の量が大きく影響しています。
男性に比べて筋肉の量が少ないため、基礎代謝が低く冷えやすい上に1度身体が冷えると元に戻りにくいと言われています。
軽い運動をして筋肉の量をアップして、基礎代謝を上げましょう!
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がとてもおすすめです。
通勤時など1駅手前で降りて歩いたり、バスに乗る区間を徒歩に変えるだけでも、十分です。
★食事のバランスに気をつける
夏冷えに限らずですが、栄養バランスのとれた食事をすることが大切です。
- たんぱく質をとるようにしましょう!
肉・魚・豆類の食材には身体を温めてくれる効果があります。
- 鉄分をとるようにしましょう!
レバーや貝類、大豆、ひじきに含まれる鉄分が不足してしますと貧血になり酸素が不足し抵抗力が弱ってしまいます。
- 冷たい飲み物や食べ物の摂取しすぎは、内臓も冷えてしまい働きが鈍くなってしまします。
食欲が減ったり、胃が疲れているような感覚がある人は、要注意です!
温野菜や温かいスープをとるように心掛けましょう。
★湯船につかる
夏になるとシャワーにしがちな人も多いと思いますが、湯船に少し浸かり身体の芯から温めましょう。
また湯船につかるとリラックス効果もありますので、ストレス解消にもつながります。
まとめ
今回は、『夏の冷え性は要注意!セルフメディケーションで夏冷えから体を守る方法!』をご紹介いたしました。
すでに夏冷えになっている人も夏冷え予備軍の人も、冷房と上手に付き合って楽しい夏を過ごしましょう。
夏は、海・BBQ・お祭りなど楽しいイベントもたくさんありますので、思いっきり楽しめるようにセルフメディケーションしていきましょう。