アラサーになると友達や知人の結婚式に呼ばれることが多くなりますよね。
そこで、しっかりマナーを守るべく結婚式のマナーをおさらいしていきます。
大人の女性としてしっかり振る舞えるよう、これからご紹介するマナーをぜひ参考にしてみてください。
結婚式の招待状に対するマナー!
- 返信は早めにする
招待状が届いたら、まずは返信の期限を確認してください。
期限ギリギリでは失礼なので、招待状が届いてから2,3日くらいに返信することがベストとなります。
もし、結婚式当日の予定がまだはっきりしないのなら手紙ではなく電話で「予定がまだはっきりしない」と伝えいつまでに返信すべきかを聞いてみてください。
この時一言「○○さんの花嫁姿楽しみにしています」と加えるとグッと心がこもったものになります。
- 黒いペンで書く
結婚式の招待状はフォーマルなものなので、万年筆がベストとなりますが、はっきりわかりやすいことが大切となるためボールペンでも大丈夫です。
気をつけたいのはその色で、めでたいからと赤やピンク、蛍光ペンを使うことはNGとなります。
特にグレーはお葬式の時に使う色として絶対に選んではいけない色なので、気をつけましょう。
少なくてもダメ!ご祝儀に対するマナー!
- ご祝儀の金額の相場を知っておく
結婚式を挙げる人との間柄によってその金額は変わってくるので、注意しましょう。
少なすぎてもマナーとしては良くないので、友人の結婚式なら一緒に呼ばれている友達といくら包むか話し合ってもいいでしょう。
相手が友人なら相場は2万円~3万円となり、2万円の場合割れる数なので、1万円1枚と5000円札2枚で計3枚とすることがマナーとされてきました。
ごく最近では2枚でもカップルの姿を表すようでステキだという考えもあるそうですが、親世代にはまだそれが浸透していないようです。
また「4」「9」は不吉な数字として知られているので、この数も控えるようにしましょう。
相手が親族なら「結婚式などの準備資金のひとつとして」渡すことを想定しているので、相場は5万円~10万円となります。
- ご祝儀の出し方
祝儀袋に入れたままで持ってくるのはNGとなり、しっかり「ふくさ」に包んでくるのが本来のマナーとなります。
受付の人に「本日はおめでとうございます」と一言伝えてから、相手に向けて名前がわかりやすいように手渡ししましょう。
NGが多い!結婚式のファッショについて!
- 白い服は着てはいけない
白はウエディングドレスの色とかぶってしまうため着るのはNGです。
なぜなら、結婚式の主役は新婦さんなので同じ色を着て目立ってはいけません。
また薄いベージュやピンクなどライトの当たり具合では白く見えてしまう色も控えるようにしましょう。
- 肌はなるべく出さない
結婚式に着ていくドレスはどれも比較的肩や二の腕などの露出が多いデザインばかりです。
そのままで出席するのではなく、ボレロやショールを羽織ることによって肌の露出を抑え品よくすることが大切となります。
- カジュアルすぎてはいけない
いくら親しい間柄であっても結婚式はフォーマルな場所なので、カジュアル過ぎる服装は完全にNGとなります。
ジーンズやコットン素材の服装は選ばないのが常識です。
- つま先が出る靴は履かない
つま先がでるデザインの靴をオープントゥと呼びますが、これは「つま先が出る」が「妻が先に出る」という意味につながるとして結婚式ではNGの靴となります。
元々は靴のつま先の露出を控えるようにしていたことが、今はこういう表現となっているようです。
季節によってサンダルやブーツなど履くこともNGで、素足でなくしっかりストッキングを履くことがマナーとなります。
- 爬皮のバッグやファーの小物は身に着けてはいけない
爬皮のバッグは「殺生」をイメージさせるためお祝いの席である結婚式にはふさわしくないと言われてきました。
最近ではファッションとして高級ブランドのバッグでも使用されているため気にしない人が増えてきていると言われています。
また、ファーの小物は食事の際に毛皮が飛び散るのでマナー違反だとされています。
爬皮のバッグも最近流行のファーの小物も若い世代は気にしませんが、親世代には「常識がない」と思われてしまうので、身に着けない方がよいでしょう。
- 腕時計はしてはいけない
結婚式に腕時計をしていくことは「早く帰りたい」という気持ちを意味すると言われています。
せっかく招待されたのに、それでは失礼なので例え高級でもお気に入りでもして行かない方が無難でしょう。
結婚式のテーブルマナーについて
- テーブルに懐かしい友人などがいて、お酒も飲んでも盛り上がり過ぎないこと
- 音を立てずに静かに食事をすること
- ナプキンは食事中にはひざにおいておき、帰る時にキレイにたたむと「料理がおいしくなかった」ことを意味してしまうので、軽く2つに折りましょう。
まとめ
結婚式のマナーは昔から言い伝えられているものが多かったですね。
私たちの世代では気にならないことも親世代はしっかり見ているので、古いしきたりもしっかり守ることが大切となります。