仕事をしていても、家事をすることが当たり前になっている女性はたくさんいますよね。
「なぜ、自分ばかりに負担が」と思っていてもなかなか現状を解決できないでいます。
そこで、夫婦で協力して効率よく家事をこなすパラレル家事をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも「パラレル家事」ってなに?
パラレルとは聞いたことがあるけれど「パラレル家事」と言われても具体的に意味が分かる人はまだ少ないのではないでしょうか。
パラレルとは並行するという意味を持っており、それに家事がプラスされることで同時に並行して家事を行うという意味になります。
夫婦2人で家事を分担することで時短につながり、女性はやることが減り時間もできて楽になることができます。
意外!男性は家事を手伝いたいと思っている!
いくらパラレル家事を実践したくても男性の協力なしではすることができません。
いつも家事をやっているそばで、テレビを見たりスマホでゲームをしたりして知らんぷりしていることが多いですよね。
それを見て「どうせ手伝ってくれないし」と諦めている女性は多いですが、意外と男性は家事を手伝いたいと考えていると言います。
なぜ、積極的に家事を手伝わないかと言うと女性の家事のやり方へのこだわりについていけないからと言われています。
例えば「リビングは拭き掃除をしてから掃除機をかける」「部屋の隅は掃除機のノズルを変える」など女性がいつも実践している方法をやらされるのは面倒だと言うのです。
家事を自分流に手伝いたいけれど「こうして、ああして」と言われることに嫌気がさしているので、手伝わないという意見が多くあります。
女性が1人で家事をするデメリット!
協力なしでずっと女性が1人で家事をしていたら、とんでもないデメリットがあります。
それは女性が体調を崩して家事が一切できない状態になった時、男性は「何がどこにあるのか」「何をしたらいいのか」さっぱりわからなくなってしまうからです。
もはやそうなると家庭として機能しなくなり、もし子どもがいたら十分に育てることさえ難しくなってしまいます。
それだけ、女性1人の家事では不十分になる可能性が高いとわかりましたね。
協力し合って!パラレル家事の上手なやり方!
- その日その日で分担を決める
例えば「週末の料理は女性で、掃除洗濯は男性」と最初から決めてしまうと「自分の家事さえやればいい」という考えが身についてしまいます。
男性は掃除洗濯が終わったら、料理をしている女性をサポートしようとは思いません。
それでは本来のパラレル家事のメリットがまったく失われてしまうので、「これから私が洗濯をするから寝室の掃除をお願い」などケースバイケースで分担を決めると効率良く2人で家事をこなすことができるようになります。
- 1人だけが家事をする
これはパラレル家事に慣れてきたら、チャレンジするステップとして頭に入れておくといいやり方です。
どちらかが家事をして、もう1人は時間を自由に使うというルールを作るという方法を取ります。
例えば「男性が朝ごはんの用意をして、女性はその間ヘアセットをしてメイクをする」という風に、家事は1人だけにしてもう1人は遊ぶのではなく自分のことに時間を使うようにします。
そうすれば家事の負担も減り、休日に自由に時間を使うこと両方が可能になるので、ぜひおすすめしたいです。
- 男性に期待し過ぎない
女性は家事に対して強いこだわりがあると同時に、完璧主義者になる傾向にあります。
例えば「男性がお皿を洗ってくれたけど、見たら泡がついていてやり直したい」という気持ちがわくこともあるでしょう。
そこはいい意味で「男性は家事を手伝ってくれるだけでもいい」と考えるようにすれば、家事の状態を見てイライラすることもなくなります。
自分と同じような家事を男性に期待しないことが、パラレル家事の成功の秘訣とも言えます。
負担が減るだけじゃない!パラレル家事のメリット!
- 女性が働く時間を増やせる
パラレル家事のおかげで、家事の時間が短縮できるようになったので、女性がより働く時間を確保できるようになります。
いつも家事があるからと午前中のパートだったのが、夕方までフルタイムで働けるようになるので、より収入が増えると共に仕事にやりがいが生まれることになります。
- 夫婦の絆が深まる
家事を同時に並行してやることでお互いを思いやる気持ちが生まれ、より夫婦の間の絆が深まる傾向にあります。
家事をする時間が減ることで休日に2人で一緒に過ごす時間が増えるので、向き合ってきちんと会話をしたり、手をつないで買い物へ出かけたりして仲を深めていくことが可能になります。
まとめ
「家事は女性がやるべき」という考えはもう古いもので、今は夫婦で協力して家事の時間を短縮する時代になったことが実感できましたね。
パラレル家事をすることはメリットがいっぱいなので、夫婦仲をいつまでも深める関係を維持するためにもぜひ実践してみてください。