最近、夫婦仲が冷めていて離婚を考えているならちょっと待ってください。離婚はいつでもできるので、それまでに自分がすべきことをおさえてしっかり準備してから決断しても遅くはありません。
そこで、離婚を決断するならおさえるべきポイントをご紹介していきます。
離婚する前に抑えること!
離婚は女性にとって大きなリスクになると言っても過言ではなく、子育てや仕事をすべて1人でやっていかなくてはなりません。
たった1度の人生を無駄に過ごさないよう、充実した日々を得るためには選択肢のひとつとして離婚もありますが、すぐに結果を求めるより確実に幸せになれる手段として選べるようポイントをおさえておきます。
- 1人で悩まない
多くの人が夫婦間のことはとてもデリケートな問題なので、1人で抱え込んで我慢しすぎている傾向があります。気軽に相談できることではありませんが、誰かに話すことによって自分の幸せを1番に優先できる考え方に思考を持っていくことができます。
相談すべき相手は、親や兄弟の他に、離婚経験のある友人や住んでいる地域にある面接や電話相談、そしてプロである離婚専門のカウンセラーがベストになります。離婚について悩んでいる事実を聞いてもらうだけで、正しい決断につながります。
- 安易に考えない
離婚しても「どうにかなる」「たぶん大丈夫」というような甘い考えがあるなら、決断をするべきではありません。離婚は簡単にできますが、人生は長く離婚後の生活を送ることがとても難しい現状があるので、果たして離婚後に自分が生活をしていけるのかを具体的に考えます。
例えば、住まいや生活費、自分が働く場所はあるのかなどをイメージし、その想像以上にリスクが降りかかってくることを覚悟することが必要です。離婚をするなら、しっかり前もって準備してから踏み切ることにしましょう。
- あいまいな気持ちで決断しない
「このままでは、夫婦生活が変わらないから」「今状態では家族に迷惑だから」と自分ではなく他の人のことを理由にしている状態では離婚を決断すべきではありません。あくまで離婚は自分にフォーカスを当てた理由でなければ、自分の人生をより良くするための選択になりません。
人生は甘くないので1人で歩む覚悟を持ちましょう。
- 離婚を急がない
まず、離婚を考える原因となった夫婦間の問題について解決する方法はないか模索します。実際に解決方法を実践しても、どうしても離婚しか方法がない時に離婚すべきで、しないことに越したことはありません。
急いで離婚を決断すると良いことは全くなく、後々後悔することになってしまいます。もし、子どもがいる場合は自分のことだけでなく、子どもが置かれる環境がどう変化し悪影響を及ぼすのかを考えましょう。
自分だけ良くても子どもは自分の環境を選ぶことができないので、子どものことは時間をかけて考える必要があります。離婚したら、母子家庭となり生活をしていけるのかを十分考え、安易に離婚を急がないことが大切です。
しばらく自分が手に職をつけて働くため資格の勉強をし、仕事の実績を積んでからでも離婚は遅くありません。
- 離婚したいと伝える場所をしっかり選ぶ
自分が離婚を考えていても、もしかしたら旦那さんにとっては寝耳に水かもしれないので、こじれないよう伝える場所は的確に選びましょう。伝える場所としては、他人の目があるレストランにし感情的にさせることを避けます。
さらに第三者を交えることで、同様する旦那さんをなだめてもらい、離婚についての話を1時間以内に完結に伝えることで怒りの感情がわく前に済ませます。
知っておくべき!離婚に関わるお金について
離婚では大きな額のお金が移動したり、費用としてかかるのでしっかりおさえておきましょう。まず離婚を旦那さんに伝えて、もめてしまった場合には弁護士さんに入ってもらい解決すます。
その費用の平均60万円程度とかなり高額です。そして、離婚が決定した後には原因が旦那さんの浮気や暴力などの場合に、慰謝料として120万円~500万円得ることができます。
さらに、2人の間に子どもがいた場合養育費としてもらえる額は1人あたり月2万円以下となります。まず、弁護士さんにお世話になる可能性もあるので、弁護士費用は前もって用意しておきます。
慰謝料や養育費がもらえたとしても長い人生を考えると、とても安い金額しか得ることができないので、ずっと生活を維持できるだけの力量を自分につけることが大切です。
今は子ども1人にかかる学費がなんと3000万円は必要と言われているので、その金額も覚悟して受け入れるだけの考えを持って離婚へ踏み切りましょう。
まとめ
人生の大きな決断として離婚を考えているのなら、ご紹介したポイントをじっくり考えてみてください。勢いで結婚はできますが、離婚は勢いですると幸せに離れません。
自分だけで解決しようとせず、頼れるところは頼ってベストな選択をしましょう。