私たちアラサーにもなると周りが結婚ラッシュになりますよね。
なんだか自分だけ取り残されたような気持ちで焦ったり、素直に喜べなかったりします。
そんな人たちに「とり婚」が話題になっているので、詳しくご紹介していきます。
目次
そもそも「とり婚」とは?
「とり婚」と聞いてもさっぱり意味がわからないという人もいるかと思いますが、「とりあえず結婚する」という言葉の略になります。
この言葉を聞いてハッとするように人生でも大切な選択である結婚をとりあえずしてみようという考え方です。
今、アラサーを中心に新しい結婚の選択肢として話題になっており、結婚を諦めるよりは妥協することを優先するということになります。
その斬新さからアラサー女性の中でも賛否両論があると言われています。
賛否ある!とり婚に対するさまざまな意見!
【賛成の人】
「人生最大のイベントなので悩みすぎるより、結婚することの方が大事だと思う」
「もし、失敗してもやり直せるからチャレンジしてみたい」
「したくてもできなくなるから、機会があるうちに結婚しておきたい」
【反対の人】
「とりあえずという思いが結婚相手に対してとても失礼だと思う」
「そんなに好きでもない人と一生を共にできない」
「実際に離婚することになったら、相手や自分だけでなく子どもまで傷つくことになる」
【その他】
「とりあえずでも相手すら見つからない」
「人によってだと思うので、慎重すぎる人には向いているかも」
考えられる!とり婚のデメリット!
- 軽い気持ちで結婚して後悔する
結婚とは人生最大の選択になるので、周りも結婚しているからと軽い気持ちでとりあえず結婚してしまうと後々になり、後悔するケースが多い傾向にあります。
例えば「やっぱり前の彼氏の方が良かった」「この人となんで結婚してしまったのだろう?」と結婚を選択した自分に自問自答する日々になってしまうでしょう。
こういった気持ちでいる以上、夫婦2人の関係は悪化する一方になっていき、ゆくゆくは別々の道を歩くことになるかもしれません。
よく「結婚は簡単にできるけど離婚は大変」と聞きますが、まさにその通りで今住んでいる家や慰謝料の話で心に深い傷を負う結果となってしまいます。
- 相手をそんなに好きになれない
勢いだけで先のことは考えず、とり婚してしまったので何気ない時に「この人って○○なんだ…生理的に受け付けない」なんて思いに至ってしまう可能性があります。
本来結婚をするのなら「この人以外考えられない」というレベルまで愛していることが当たり前だからです。
「この人なら幸せにしてくれる」と思っても、そもそも愛情がなければ結婚生活はすぐに破たんに向かってしまうでしょう。
愛情がさほどない人と一生生活を共にするのは、自分にとって苦痛へと変わっていきます。
こんなケースもある!とり婚のメリットに迫る!
- 結婚と恋愛は違う人にうってつけ
よく「恋愛と結婚は別もの」という主義の人がいますが、とり婚はそういう人にとても合う形になっています。
今は、交際0日婚というものもあるように、恋愛をしないで結婚に踏み切るカップルは意外と多くいます。
恋愛の先は結婚だと思っていない人なら、自分の理想の旦那さんに近い男性を見つけてとりあえず結婚するのも悪くないでしょう。
結婚後はイメージ通りに進んでいくので、ある程度満足の行く将来が待っていると言えます。
- 思い通りの人生を歩める
例えば、自分の中で「27歳くらいで結婚して30歳までには出産したい」と人生設計を思いめぐらしていても、結婚は相手がいるものなので、相手次第で実現できないことがあります。
しかし、これがとり婚となるととりあえず結婚という第一歩は案外簡単に踏み出すことに成功します。
とにかく結婚さえ実現すれば、後は出産のタイミングを計るくらいで人生設計の実現化はそう難しくはありません。
周りに晩婚をして妊活に励んで苦労している友人がおり、結婚は早くした方が良さそうと実感している人向けとも言えます。
- 婚期を逃さない
結婚とは女性が人生で最も悩むことと言っても過言ではありません。
マリッジブルーという言葉があるように、さんざん悩んで決めた結婚でもいざとなると気持ちが沈んでしまうケースも多いです。
「本当にこの人でいいの?」と不安を抱えながら結婚を決意できずに、婚期を逃してしまってももう後戻りはできません。
歳を重ねた時に「あの時結婚していれば良かった」と思ってももう遅いのです。
それならとり婚で結婚することで、スムーズに前進できるということもあります。
人に左右されず自分の結婚観を大切に!
とり婚にはご紹介した通りデメリットとメリットが共にあります。
大切なのは、周りに流されず自分の結婚観を貫くことだと言えるでしょう。
人に意見されたからと気にせずに自分が良いと思った結婚を選ぶことをおすすめします。
まとめ
とり婚について詳しくご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
賛否両論あるように必ずしも間違っているとも正しいとも言えないことがわかったと思います。
あくまでも自分の人生なので、自分の意思で結婚を考えてみましょう。