タロットカードで占いをやってみたいという人や、実際やってみたという人、また「人に占ってあげられるよ!」という人まで、タロットカードは今もって人気ですね。素敵な絵柄が描いてある事も気になる要素なのではないでしょうか。
タロットカードは22枚の「大アルカナ」と呼ばれているカードと56枚の「小アルカナ」と呼ばれるカードの計78枚のカードからなります。トランプの元になったのもタロットカードみたいですね。ここではタロットカード占いについて詳しく紹介していきます。
古代エジプトから始まったタロットカード
神秘学者の間では、タロットカードの絵柄と古代エジプト神秘学との間に、何かしらの繋がりがある、という確信を持っている人もいます。エジプトから生まれてヨーロッパに広がった、という説もあります。
確かに、タロットカードの絵柄は素敵ですが、悪魔とか死神とか怖そうなカードもありますね。それらを見てすぐに意味がわかると楽しいでしょうし、人にも占ってあげられますよね。
タロットカードはネット通販やバラエティーショップでも手に入れる事ができます。また、調べれば近くに教室や通信講座もありますので、興味がある方はパンフレットを入手してみてはいかがでしょう。タロットカードでは、自分や身近な人の恋愛や結婚、人間関係や仕事、今年の運勢などを占えます。
未来を知る事で行動を変え、その未来を好転させる事ができる占いです。また、占い鑑定による仕事に就く事も可能になりますので、家事や子育ての合間に自宅などで占いを始めるのも良いですね。収入は人気などによって変わるので、評判が良ければ口コミで広がるかもしれません。
タロットカードでの大アルカナの意味とは
タロットカードの意味は、そこに描かれている絵柄によって異なります。例えば「愚者」では海に突き出た崖に、白いバラを持った左向きの人が描かれています。背景は黄色で、白い太陽があります。
崖は試練や危険を、白いバラは無垢な魂を、黄色は実現性や可能性を、白い太陽は神聖や高潔さの現れとして描かれています。タロットカードは絵柄が普通に見える事を「正位置」逆に見える事を「逆位置」と言いますが、カードを裏返して絵柄を見た時に、正位置か逆位置かによって意味が変わって来ます。
「愚者」の場合、正位置なら「勇気と希望を持って新たな事にチャレンジする時期」などと読み取れます。逆位置の場合は「先入観を捨てきれず、自分の殻を破れなければ、行動が伴わず失敗する可能性がある」などですね。
崖に立つ愚者を、チャレンジャーと見るか二の足を踏んでいると見るかは、正位置か逆位置かによって変わってくるのですね。男性が白いバラを持っている、荷物が少ない、服がボロボロなど、タロットカードでは細かいところから暗示を得て状況を示唆しています。
大アルカナだけでも22枚あるので、正位置と逆位置と合わせて44通りあるのですね。大アルカナには「愚者」「魔術師」「女教皇」「女帝」「帝王」「法王」「恋人」「戦車」「力」「隠者」「運命の輪」「正義」「吊し人」「死」「節制」「悪魔」「塔」「星」「月」「太陽」「審判」「世界」があり、順番もこの順番になっています。まずはここから覚えてみると良いでしょう。
大アルカナだけで占う方法とは
タロットカードのやり方にはいくつかあり、それぞれにカードを置く順番などがあります。種類としては「ワンカードオラクル」「ツーカードオラクル」「スリーカードオラクル」などは大アルカナだけで占うやり方です。
「ヘキサグラム・スプレッド」などは小アルカナも含めた78枚のカードで占います。ワンカードオラクルは、選び方も自由でシャッフルして一番上を選んでもいいですし、ピンと来た1枚を選んでもいいでしょう。毎日の運勢などがわかります。
難しく考えず、絵柄からイメージする事を感じてみるのも良いでしょう。ツーカードオラクルもワンカードオラクルと似ていて、好きな2枚を選ぶものです。最初はカードの意味を検索したり、本が一冊あると便利です。
スリーカードオラクルも基本的にワンカード・ツーカードと同じです。悩みや質問を思い浮かべながらピンときたカードを左から3枚並べます。左は過去や原因、真ん中は現在や今やるべき事、右は未来や結果などを表します。
まとめ
タロットカードを覚えたいけど難しそう、という人は、まずはカードに親しむ事から初めてみてはいかがでしょう。この絵柄は好き、これはあんまり好きじゃない、などイメージを膨らまして見ているだけで楽しいはずです。
ワンカードオラクルなどは毎朝してみて1日の指針にするなど、タロットカードと親しむ事から初めてみて、必要なら本を購入したり、教室に通うなどしてみてはいかがでしょうか。タロットカードをする時は、机を片付けたり、布を敷くなどして落ち着いて占う環境を作る事も大切です。