どんなにしっかりケアをしていても生理前になるとお肌が荒れることってありますよね。
あと化粧のりも悪くなり、肌トラブルが多くなり時期となります。
実は生理周期とお肌には深い関係があることがわかりました。
生理によるお肌の変化に合わせたスキンケアをすることで、より美肌になりましょう。
これから、生理周期別にケアの方法をご紹介するので、ぜひ実践してみてください。
なぜ生理に合わせたスキンケアが必要なの？
女性特有のホルモンとして「プロゲステロン（黄体ホルモン）」と「エストロゲン（卵胞ホルモン）」の2種類があり、この量によってお肌の状態に大きな影響を及ぼします。
これらのホルモンは生理を中心に量が変化するので、お肌の調子が良かったり、トラブル続きになったりすると言われています。
生理によってお肌の調子が変わるため、それに合わせたスキンケアが求められます。
ちなみに「プロゲステロン」が多い時はお肌が不調に、「エストロゲン」が多い時は美肌になる傾向にあります。
今まで生理前の不調だけ把握していた人もしっかりお肌の変化を知ることでより美肌に近づくことができるでしょう。
生理周期に合わせたスキンケアをしよう！
- 生理中のスキンケア
生理中はエストロゲンとプロゲステロンの両方がとても少ない状態なので、お肌がホルモンによって影響を受けない時期と言えます。
生理前のトラブルであるニキビなどもこの時期に回復することが多いです。
生理中は体温が下がり、体の血行も悪くなるので保湿を中心とするパックやクリームが最適なスキンケアとなります。
あまり刺激せずお肌に潤いを与えてあげましょう。
- 生理後のスキンケア
生理が終わってから排卵日までの間はエストロゲンの量がグッと増えてくる時期となります。
そうするとお肌の水分と皮脂の量のバランスがベストとなるので、新しいスキンケアにチャレンジする機会になりそうです。
お肌が絶好調になるため、ピーリングやエイジングケアなど老化防止のケアを中心に行ってみましょう。
新陳代謝もいいので、お肌にツヤが生まれて化粧のりも良く美しさを追求できるチャンスとなります。
- 排卵日辺りのスキンケア
この時期は1番お肌の調子がいいと言われており、プロゲステロンが徐々に増えてくるのでお肌の内側が乾きやすくなります。
体もお肌も生理に備えて変化していくので、しっかりここでお肌にバリアを作ってあげることが大切です。
お肌にしっかり浸透するような保湿をしっかりして、お肌に栄養をたくさん与えましょう。
さらに古い角質をしっかり落として、顔やデコルテを中心にマッサージし老廃物をデトックスするスキンケアがおすすめです。
- 生理前のスキンケア
排卵もしっかり終わるとエストロゲンがとても多い状態になり肌トラブルが増えてくる時期となります。
体のむくみやニキビ、毛穴の詰まりなどお肌自体もオイリー肌に変わってしまいます。
さらにいつもより紫外線に反応するようになり、シミができることが多いのでしっかりUVケアをしてください。
スキンケアはシンプルに化粧水でしっかり保湿をすることと、食事も油ものは避けて代わりにビタミンやミネラルをとって少しでも肌トラブルを減らすよう努力しましょう。
女性ホルモンと上手に付き合うポイント！
- 基礎体温をしっかり測る
基礎体温を測るというと妊活をイメージしますが、それだけでなく女性ホルモンの分泌を自分自身でしっかり把握することができるようになります。
自分の生理周期を知ることでそれに合わせたスキンケアだけでなく、生理前の体調不良に気づけるようになっていきます。
基本的に低体温と高体温が2週間ずつ訪れていると正常に女性ホルモンの分泌があるとわかります。
もし、この周期に違いがある場合には、プロゲステロンが少ない傾向にあるかもしれないのでしっかりチェックしてみてください。
- 女性ホルモンに影響を受けていると考える
エストロゲンは「若返り・美肌ホルモン」と呼ばれる一方で、プロゲステロンは「不調」を意味します。
同じ女性ホルモンでも影響がまったく違うので、お肌の調子が悪く気持ちが沈んでいても自分を責めないようにしましょう。
女性ホルモンの分泌のせいで、自分ではどうしようもないことだと割り切ることが大切です。
しっかり生理周期を知ることでスキンケアと一緒に自分の行動にも配慮することができます。
たくさん活動する時は生理後のスキンケアも幅広くできる時期に入れることをおすすめします。
まとめ
今まで生理周期によって体調の変化があるとわかっていた人はいると思いますが、お肌の細かい変化までは知らなかった人が多いと思います。
スキンケアもずっと同じではなく、その時期によってやり方を変えることでお肌のトラブルがグッと減ってきます。
自分の生理周期をしっかり知ることで、お肌をしっかり守ってあげることが大切となり、毎月やってくるお肌の不調をしっかり乗り越えて、美しい肌を保つことをおすすめします。
